私が住まう佐賀県小城市晴田地区は、かつて「晴田みかん」の生産地でした。しかし、近年みかん農家は激減し、今では数えるほどしか残っておりません。我が家にも耕作放棄したみかん畑が各所にあります。一昨年までは、レモンやヘーゼルナッツなどを植えてみたりとかしておりましたが、もう草刈などの手が廻りません。結局諦めて苗木を自宅前の菜園に移植しました。その後は荒れるがままに任せております。
みかん畑は、多くが南向きの斜面にあります。即ち、これは太陽光発電にとっても良好なロケーションであります。「電田プロジェクト」は、耕作放棄地とはいうものの比較的優良な農地を対象としております。農地は農地として活用することが重要なことであると考えます。しかし、みかん畑は荒れるままにしておけば、蔦や竹などが繁殖してしまい、大雨などで崖崩れが発生する原因となってしまいます。せっかくみかん栽培のために開墾した畑です。このまま何も活用せずに放っておくのは全くもってモッタイナイことであると思います。
そこで、みかん畑に太陽光発電所を設置するといったアイデアは如何でしょうか。このための農地転用等の手続きであれば、及ばずながら行政書士としてお役に立ちたいと考えます。
未だ私だけの腹案ですが、「省エネ実務研究会」で、このアイデアをプロジェクト化して実現に向けて動き出してみようかとも考えております。
下の画像の赤枠のところがみかん畑の跡地です。(赤枠右上は、Docomoさんの基地局)結構な広さがあります。軽トラが入れる農道も整備されております。どちら様かこのようなプロジェクトにご興味はありませんか?
<2013/07/05 追記> 上記考えを「畑は畑として活用を図ることにしました」のように改めました。