「わが家でつくるこだわり麹」を読み、味噌や醤油を種麹から作ることにチャレンジしてみようと画策しております。先ずは麹箱なるものが必要となることが判明しました。
また、先日補修したニワトリ小屋(参考:「ニワトリ小屋の修復」)でニワトリを飼うことにしました。これには雛を入手すれば、直ぐにでも始められます。以前は農協を通して購入していたのですが、気に入った品種がありません。雛を空輸してもらうという手もありますが、相当高額になりそうですし、購入ロットも50羽以上まとまらないと販売しないとか色々と制限がつきます。有精卵ならば比較的安価に入手できそうですので、いっそのこと孵化させてみようと思い立ち、孵卵器のことを調べてみましたら、比較的簡単にできそうな感じです。
麹箱も孵卵器も一種の恒温槽みたいなものと考えて良く、これらは似たようなものです。よって共通化ないしは兼用できるのではないかと考えました。特に温度管理部分は管理温度が異なるだけで全く共通化が図れるものと考えられます。
麹箱は木材で作った方がよさそうですが、何でも良いとのことですので両方とも衣装ケースで試作してみようと思います。先ずは、衣装ケースを想定して温度管理部を作製します。
次の画像は、温度管理部の主要なパーツです。
熱源用100Wのリボンヒーター、ヒーター制御用のサーモスタット(電子式)、サーキュレーション用のファン、温湿度計(デジタル)、温度計(アナログ)
孵卵器の場合管理温度から±2℃以上離れると孵化率が著しく悪化するとのことですので、電子式のサーモスタットとしました。また、湿度管理も重要な要素だそうですので、温湿度計も用意しました。デジタル式の場合MIN-MAX値などの表示もあるので使い勝手が良いと思います。アナログの温度計は、デジタルとの比較用と麹内の温度計測のため別途用意しました。
ヒーターとファンをアルミ材を加工して次のように組み立てました。
これを衣装ケースの仮格納したのが次の画像です。
この状態で温湿度計を内部にセットして、上蓋を被せ試運転を実施しました。
外気温13℃程のときケース内温度が30℃で熱平衡に達してしまいました。ケースの断熱が必要です。これでは試験になりませんので、設定温度を25℃に変更して動作させましたところ設定温度に対してプラス0.2℃、マイナス1.2℃の範囲で温度管理ができました。これは熱平衡温度に近い設定温度ですので、オーバーシュートが小さく、アンダーシュートが大きいのは当たり前の結果でしょう。
今後、断熱材をケースに装着して50℃程度まで平衡温度を持ち上げることを目標とします。これでしばらく試運転で温度変化の特性を調べ、最適な設定温度と制御ヒステリシス設定値を見つけることとします。
この作業が終了した段階で、ケースへの実装方法を検討予定です。現在の構想としては、麹用と孵卵器はケースを別個に用意して、温度管理部は共用できないかと考えております。
更に、孵卵器の場合には転卵という作業が必要になります。とりあえずは、手動でやろうと思っておりますが、将来的には自動的に行う仕掛けも自作してみたいと思っております。
また、先日補修したニワトリ小屋(参考:「ニワトリ小屋の修復」)でニワトリを飼うことにしました。これには雛を入手すれば、直ぐにでも始められます。以前は農協を通して購入していたのですが、気に入った品種がありません。雛を空輸してもらうという手もありますが、相当高額になりそうですし、購入ロットも50羽以上まとまらないと販売しないとか色々と制限がつきます。有精卵ならば比較的安価に入手できそうですので、いっそのこと孵化させてみようと思い立ち、孵卵器のことを調べてみましたら、比較的簡単にできそうな感じです。
麹箱も孵卵器も一種の恒温槽みたいなものと考えて良く、これらは似たようなものです。よって共通化ないしは兼用できるのではないかと考えました。特に温度管理部分は管理温度が異なるだけで全く共通化が図れるものと考えられます。
麹箱は木材で作った方がよさそうですが、何でも良いとのことですので両方とも衣装ケースで試作してみようと思います。先ずは、衣装ケースを想定して温度管理部を作製します。
次の画像は、温度管理部の主要なパーツです。
熱源用100Wのリボンヒーター、ヒーター制御用のサーモスタット(電子式)、サーキュレーション用のファン、温湿度計(デジタル)、温度計(アナログ)
孵卵器の場合管理温度から±2℃以上離れると孵化率が著しく悪化するとのことですので、電子式のサーモスタットとしました。また、湿度管理も重要な要素だそうですので、温湿度計も用意しました。デジタル式の場合MIN-MAX値などの表示もあるので使い勝手が良いと思います。アナログの温度計は、デジタルとの比較用と麹内の温度計測のため別途用意しました。
ヒーターとファンをアルミ材を加工して次のように組み立てました。
これを衣装ケースの仮格納したのが次の画像です。
この状態で温湿度計を内部にセットして、上蓋を被せ試運転を実施しました。
外気温13℃程のときケース内温度が30℃で熱平衡に達してしまいました。ケースの断熱が必要です。これでは試験になりませんので、設定温度を25℃に変更して動作させましたところ設定温度に対してプラス0.2℃、マイナス1.2℃の範囲で温度管理ができました。これは熱平衡温度に近い設定温度ですので、オーバーシュートが小さく、アンダーシュートが大きいのは当たり前の結果でしょう。
今後、断熱材をケースに装着して50℃程度まで平衡温度を持ち上げることを目標とします。これでしばらく試運転で温度変化の特性を調べ、最適な設定温度と制御ヒステリシス設定値を見つけることとします。
この作業が終了した段階で、ケースへの実装方法を検討予定です。現在の構想としては、麹用と孵卵器はケースを別個に用意して、温度管理部は共用できないかと考えております。
更に、孵卵器の場合には転卵という作業が必要になります。とりあえずは、手動でやろうと思っておりますが、将来的には自動的に行う仕掛けも自作してみたいと思っております。