庭の花
雨にぬれたポピー
5月の初旬からおよそひと月蝶の写真を撮りませんでした。南津海の収穫と販売でとても忙しかったのです。6月になると少し時間的な余裕が出来て蝶のことが気になり始めました。先日6月の3日に久しぶりで嘉納山へ登ってみました。沢山の蝶に出会いましたが特にすごかったのはテングチョウです。
テングチョウは前年の成虫が冬を越して春先に現れます。今年の3月には山の中で沢山の越冬成虫を見かけました。沢山越冬したせいなのか今年生まれたばかりの新成虫が例年になく多いような気がします。嘉納山で見たテングチョウの群れを紹介しましょう。みんな地面に吸水に来ているのです。私があるいて行くと迷惑そうにみんな飛び立ちますがすぐに地面に舞いおりてまた吸水を始めます。
雌の産卵行動が見られました。すぐに二化の発生が始まるのでしょうか。
吸水に地面に降りた テングチョウ ♂
この吸水している沢山のテングチョウは全て♂のようです。
テングチョウの♀
テングチョウの産卵
エノキの芽に産卵しています。産卵の光景は4月にたくさん見られましたが6月にも見られます。
テングチョウの卵
(次はこれを飼育してみたいですね。)
3月のテングチョウ
みんな日向ぼっこをしています。 雄雌の判別はできますか?
今日の音楽
http://www.youtube.com/watch_popup?v=ZoxWU04FgW8&vq=medium
またまた驚きですね。
スケーターワルツはよく聞きますがこれはいつ聴いたか全く覚えていません。飛び回るテングチョウたちはワルツを踊っているようでしたが群れで写っているテングチョウたちはみんな雄ですがどうしましょう。