曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

テングチョウ と ルリタテハ の発生

2012年06月20日 | 日記

今日の花

まだまだ紫陽花

 


 最近、テングチョウの発生を観察しています。今月の初めごろテングチョウが大発生していることをお知らせしましたがよく見ていると雌がエノキの木の新芽に盛んに卵を産んでいるのがあちこちで見られました。テングチョウはまだ一度も飼育したことがないので飼育してみようかなと考えてみましたが我が家にはエノキがないのです。しかたなくみかん畑の側のエノキで観察を続けようと決めて、産卵から卵の確認をして幼虫が生まれ成長の過程を見て行こうと思っていたのですが今日行ってみて失敗に気づきました。数日前から生まれた幼虫は全て食べられてしまっていたのです。やはり網をかけておけばよかったと後悔して次第です。飼育は部屋の中で行いますので天敵から守られます。野外での観察は難しいですね。

 

もう一つはルリタテハです。これは14日に山でサルトリイバラの若葉に数個の卵が産み付けられているのを見つけたのです。これは餌がなんとかなるので家に連れて帰りました。今夜見てみると卵の中に黒いものが見えるようになっていて孵化が近いことを示していました。これは立派に育てようと思っています。ルリタテハの幼虫はグロテスクです。皆様おたのしみに。

 


テングチョウの発生


雌がエノキの側で飛び回っていました。よく見るとひこばえとして出た低い枝に盛んに産卵していました。シメシメここなら幼虫の観察が容易にできると期待していました。卵も沢山見つかりましたし、数日前から幼虫も見られるようになりました。

 

テングチョウの雌

 

卵の拡大写真

 

初齢幼虫

2齢だろうか

 

 

6/18

この日までは幼虫が沢山見られました。ただ位置が低いから危ないなと思ったのですがそのときはネットを持っていなかったので被せておくことができませんでした。

 

一日置いて、今日見に行ったのですが悪い予感は当たって幼虫はもう一匹もいませんでした。みんな蜂に捕られたのかもしれません。

 

 


ルリタテハの卵


6月20日  卵の中に黒いものが見えます。

卵の下側に付いている黒い粒は何でしょう。家に持って帰った時からあるのですが気になります。 

 

緑の葉の上に緑の卵、なかなかきれいですね。全部で6個あります。

どんな幼虫になるかおたのしみに。