曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

安下庄御田頭祭の神輿盛り 塩宇地区

2015年07月19日 | 日記

今日は夏祭り

 

 


 夏祭りのシーズンです。7月15日の勇壮な博多祇園山笠、7月17日のきらびやかな京都祇園祭、比べるべくもありませんが7月19日わが町の伝統的夏祭り御田頭祭が行われました。私の子供の頃は秋の祭りよりもこの夏祭りが一番の楽しみだったことをよく覚えています。今年はお宮さんの役員をいただいていますので久しぶりで祭りに参加しました。参加すると言っても神輿の行列に一緒に付いて歩けばよいだけのことです。付いて歩くだけではもったいないのでカメラを持って一部始終を写真に撮らせていただきました。関係者の方々には写真を記念に配るつもりでいます。

時代を反映して当地区でも子供の数が少なくなってきました。私たち戦後の団塊の世代が子供の時には祭りに参加できるのは小学5・6年生だけで初めて祭りに加わった時にはすごく誇らしくうれしかったものです。また神輿盛りも二十歳から40までの青年に限られていましたがだんだん若者が少なくなりとうとう60歳の還暦になるまで神輿盛りに出ることになりました。でも神輿を担ぐのは私にとってなんだか楽しくて肩は痛いけれど60歳まで担ぎました。たくさん汗をかいて神輿の後で飲むビールがとてもうまかったのです。

 

 


御田頭祭は安下庄の西の端にある長尾八幡宮からスタートして農村集落を順々に神輿を受け渡して行きます。若者が少なくて神輿盛りのできない集落では神輿を軽トラに積んで集落内を回るようになっています。でも私たちの塩宇地区では何とか神輿盛りの伝統を付付けています。神輿を受け継ぐのは午後3時からですがその前にみんなで少しお神酒をいただいてから前地区まで神輿を受け取りに行きます。

 

数少ない貴重な男の子たちです。

こんな小さな子供でも祭りの役に付くのはうれしいようです。

いよいよ出発です。

街中の人たちは神輿が通りかかると拝んで神輿の下をくぐる習わしのようです。

私の地区への路地へ入って行きます。これから上り坂で神輿盛りの方たちはきつくなります。

もう少しで集落の一番上に着きますがこの辺が一番きついところです。

一番上で少し休憩してこれからは下りですから楽になります。

 

終点の集荷場前に到着しました。ここで神事が行われ次の集落へ受け渡されます。

太鼓係の坊やも終いには上手になりました。

 


次の地区では神輿は担ぐ人がいないらしく軽トラに載せて行きました。

この神輿は夕方まで次々と受け渡されて安下庄の東の端まで行って、鹿家というところから船に乗って西の八幡宮へ帰って行きます。

 

御座船で神輿が帰って行くところは以前アップしたことがあります。 

 http://blog.goo.ne.jp/kagyuenmoli/d/20130729

を御覧ください。