今日の花
7月ともなると紫陽花の花も終わりに近いですね。この紫陽花は緑色から白になり最後はまた緑色に戻ります。
数日前の天気予報では今日は晴れる予報が出ていたのでオオムラサキ♀を山へ返すのは今日だと決めていました。でも青空の良い天気ではありません。オオムラサキは10時ごろまではほとんど動かないし今朝は歯医者の予約があるのでそちらの方へ行ってついでに港の公園と港を眺めてきました。3月から始めた歯の修理は以外に手間取って本日ようやく完了しました。前回の修理から3年しかたっていないのにあちこちに小さな虫歯が見つかり削っては埋め削っては埋めの古い道路の補修みたいです。年取ると歯も弱くなるのでしょうか。それとも生活習慣が良くないのでしょうか。数年前に酒をやめてから甘いものをよく食べるようになりました。甘いものを摂りすぎるのは身体にもよくないし歯にもよくないことは分かっています。でもおやつは楽しみの一つで我慢したりやめるのは難しいのです。それがやめられないのだったら歯磨きの回数を増やすしかないのでしょうね。丈夫な歯を持っているとなんでも食べられます。以前友達が鳥の足を焼いたものを送ってくれたことがありますが、中でも古鳥の足はすごく硬いのですが美味しいのです。歯を大事にしておかないとこんな硬いものが食べられなくなります。それで今回の修理が終わったので歯医者さんのおすすめもあって3か月ごとに定期検診を受けることにしました。次は10月7日の予約が入りました。若いころからのことを振り返ってみると歯医者さんへはどこか痛くならないと行かなかったようです。若いころはそれでよかったのでしょうが古い舗装道路は早め早めに補修していかないとスムーズに走れなくなりますね。オオムラサキのことを書こうとしていたのにわき道にそれてしまいました。10時半ごろになるとオオムラサキ♀はネットの中を歩き始めました。いつもお昼頃から産卵を始めます。今日の産卵は山へ帰ってからにさせようと考えたのですぐに準備をして山に向かいました。私は蝶を運ぶときは段ボール箱に入れて運びます。真っ暗にしておけばほとんど動かないし傷みもないようです。先日次郎と三郎を放した場所へ連れてゆきました。でも次郎も三郎ももう生きてはいないと思います。残った命を自由と気ままに過ごしてくれたことでしょうか。オオムラサキ♀は環境さえよければかなり長生きをすることもあります。自然界では9月頃まで生きているものがいます。これからこのオオムラサキ♀は長生きしてたくさんの卵を産んでほしいと思っています。そうすると冬1月か2月にエノキの根元で冬眠している子供たちに会いに行けます。なお、私の飼育ネットの中に卵を50個ほど残してくれました。母さんに代わってしっかり育てなくてはね。
オオムラサキ♀ 山へ帰る
今回も次郎・三郎と同じ橋の上から飛ばせます。
別れを惜しんでいましたが、いよいよお別れです。
飛び立ちました。大きなクヌギの方へ向かいます。同じ写真を拡大してみました。どこを飛んでいるか見えますか。
あわてて飛び立った方へ向かってシャッターを切りましたが、そのあとはもう姿を見失いました。前回オスを放った時のようにオスはすぐにあちこちと飛び回りますがメスは止まった所でじっと動きません。30分くらい待ちましたがついに動きませんでした。自然の中でもオスはよく飛び回るので見かけるチャンスが多いのですが、メスは林の中で食事以外はあまり飛びません。無駄な動きはしないのでしょうか。だから自然界でもメスを見かけることはめったにありません。オスにとってはメスを見つけることが生きる目的ですから頻繁に飛び回らなければならないのでしょう。
雌の飼育観察からわかったのですが1日にメスが産む卵の数は10数個くらいで1個1個産むのにかなり時間がかかります。同じ場所にかためて産む傾向もあります。生まれたばかりの幼虫が食べやすいように新芽の出ている近くに産卵するようです。
せっかく薄日の射す良い天気だったのに午後にはまた大雨になりました。どうしていることやら。