曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

買ってきて三つ目のハイビスカスの花が咲きました

2015年07月06日 | 日記

今日のオオムラサキ

毎日せっせと卵を産んでいます。私が育てるにはもう十分すぎるほどの数になりました。それで夕方には山へ返してやろうと思っていたのですが、天気は下り坂でもう雨が降り始めるし明日は一日雨模様のようでこんな天気の中を山へ戻るのもかわいそうな気がして山へ返すのは8日に天気が回復してからにしました。残りの卵は山の中で産んでいただきたいものです。1頭のメスが産む産卵数は150個くらいになるそうですが自然の中ではその内わずか2匹が残ればよいことになります。全国的にもオオムラサキの数は減少傾向にあるようです。この雌にも将来のために多くの子孫を残してもらいたいですね。

 


 今朝庭に出てみると赤いハイビスカスがまた咲いていました。買ってきてから三つ目の花です。私にとっては珍しいものですからまた写真を撮りました。前回とってときには雨でぬれていましたが今日は降っていません。カメラを花にぐっと近寄せて虫の目で見た様子を撮りました。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

Chicago 「 Hard To Say I'm Sorry 」

 

「ごめんなさい」と言えないことってよくありますね。


虫の目で見たハイビスカスの花

私の目に映るハイビスカスの花 

人の目ではこれくらいが限界でしょうね。

 

更に近寄って

ここまで来ると何の花かわからなくなります。でも自然の造形とはすばらしいですね。

 


自然の生命力 ピーナツ

昨日芽の出たばかりのピーナツはもう本葉を広げ始めました。私の種まきが遅れたので「急がなくちゃあ」と豆たちは考えていることでしょう。

 


もう一つ植物の生命力のたくましさをお見せします。

スナビキソウ  

このプランターに植えてあるのは5月21日に上関の長島へ行ったとき砂浜で部分的に枯れているスナビキソウの群落がありました。そこだけなぜ枯れていたのか理由は分かりませんが、試験的に枯れたスナビキソウを掘り取って家に持ち帰りプランターに挿してビニールで覆い密閉挿しにしてみました。地上部は全く枯れていましたがすべて根元から新しい芽を出してこの写真の様に回復しました。

スナビキソウはアサギマダラが好む草で特にオスが草に含まれているピロリジン アルカロイドを摂取するために集まるものと考えられています。春の花の咲く時期に大分県の姫島などでは数百頭のオスがスナビキソウのある海岸に集まるそうです。周防大島は大分県の姫島と近いし環境的にも似ているのでスナビキソウの生える海岸があってもいいと思われるのにまだ見つかっていません。スナビキソウは県によっては絶滅危惧種になっている所もあるそうで全国的にも減っているようです。今年はスナビキソウの生態を調べてみようと考えています。