曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ツマグロキチョウはまだ夏型か ?

2016年09月18日 | 日記

今日の花

庭のシュウメイギク  

 


 昨夜寝る前に飼育室を見たら明日の朝羽化しそうなツマグロキチョウの蛹が6個ありました。6個もあればツマグロキチョウが羽化する所を動画で撮影するのは楽勝だと朝を楽しみに床に着きました。蝶の種類によっては早朝羽化するものとか夕方羽化するものそして時間が決まっていなくていつ羽化するかわからないものなどがあります。ツマグロキチョウを飼育するのは今年初めてですが今までに羽化したものはほとんど早朝だったので今朝は5時に起きて撮影の準備をすれば十分だろうと思って今朝は5時少し過ぎた時間に起きました。飼育室へ行ってびっくり6個のうち5個の蛹がすでに羽化していたのです。残念でした。それでも一つだけ残っていたので撮影準備をして側に付いて待ちました。20分くらい待ったところで羽化が始まり何とか撮影はできました。ただ蛹の位置が良くなかったので満足できる撮影にはなりませんでした。

今日は6頭のツマグロキチョウが生まれたのですが、どれも秋型とは言い難くまだ夏型か中間型と言ってもいい様な個体ばかりです。

 

今日は飼育室にまた新しい仲間が増えました。ヤクシマルリシジミです。近所の生け垣をみていたらイスノキの新芽にヤクシマルリシジミの大きな幼虫を見つけました。イスノキの垣根の新芽にいくらでも幼虫が付いているのです。とりあえず4匹くらい持ち帰ってみました。ヤクシマルリシジミと言う蝶は10数年前に山口県では初めて大島で発見された蝶で昔は迷蝶扱いでした。その後温暖化のせいか県内のあちこちで見られるようになり今は完全に定着しています。

ムラサキシジミは数が多くなったので毎日餌のアラカシの新芽を取りに行かねばなりません。こんなことになろうとは・・・・・。

 


次々と生まれるツマグロキチョウ

 

 

1.から6.までのツマグロキチョウを見比べてみて下さい。

ただ1頭の雌

オスにはかすかに秋型の波模様が見られますがメスには模様は全くありません。

続いて9月19日羽化

 

 


新入りのヤクシマルリシジミの幼虫

イスノキには新芽がたくさんありました。

シジミチョウの幼虫はどれもよく似ていて草履見たいです。

 

 

ムラサキシジミの箱にはエサが無くなっていました

蛹になるまでもう一息ですね。