柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル

2019年06月15日 | コンサート・観劇など
『ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル』のため兵庫県立芸術文化センターへ。



兵庫県立芸術文化センターに着くと来月行われるミュージカル「オン・ザ・タウン」モード全開



ミハイル・プレトニョフさんは初めて聴きましたが、3曲目まで聴いて、プレトニョフさんの演奏は「めちゃ可憐」だと思った。

曲がそうなのかプレトニョフさんの演奏がそうなのか私には分からないが、1曲目のモーツァルトのピアノ・ソナタ第4番はソフトな弾き方だったし音量も絞ってたし、例えるなら「食事は1日1回、サラダとヨーグルトと少しのフルーツだけしか食べない、凄く細身な可憐な少女」のようだった。

続くベートーベンピアノ・ソナタ第31番もそこまでではないにしても可憐な感じ。
休憩をはさんでのモーツァルトも同様。

これがプレトニョフさんの演奏なのかな、と思ってたら、最後のピアノ・ソナタ第32番は前の3曲とは全く違う表情を見せられて、ビックリ

今までの儚げで可憐な音はどこへやら、音量も増し増しな部分も出てきたり、緩急、強弱が流れるように変化し、ぐいぐいと引き込まれた

この曲がそうなんだろうけど、悲哀な感じ、憤りな感じ、かと思いきや突然安らぎな感じに曲調が変わったり、人間で言うなら、先の可憐な少女ではなくて、荒くれ男だったり淑女だったり、策士なヤツだったりが目まぐるしく入れ替わり立ち代わり登場したが、それらをいともたやすく、よどみなく変化させるプレトニョフさん。

聴かせて下さいますー

すげーー

感動

見た事ないピアノだったので休憩中に前まで行って見たけどよく分からず、やはりピアノを見に来ていたおば様に尋ねると「シゲル・カワイ」と教えてくれた。
更に、「彼は一旦ピアノを止めたけど、このカワイのピアノに出会って、すごく丁寧に作られているのに感動して又ピアノを始めた」、とも教えて下さった。
って、今チラシ見たら書いてた
相変わらず、あとからチラシを読む私。

そのチラシの説明によると、プレトニョフさんは、なんと私財を投げ打ってオーケストラを創設したと
それがロシア・ナショナル管弦楽団であると書かれてました。
まじか すごいな

そのプレトニョフさん、体調が思わしくないのかしらん?演奏でエネルギー使うからかな?
袖に引っ込む時の姿がしんどそうに見えた。
拍手がすごかったけど、ちょっと軽く会釈っぽくポーズして、そうそうに引っ込まれてたし。
それでもアンコールもして下さり、とにかく全体的に音がすごく綺麗で心が洗われる様でした。



(どうも私はスマホのカメラ機能使うのは慣れないです)
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