柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

ル・ポン国際音楽祭 2日目

2018年10月08日 | コンサート・観劇など
">『ル・ポン国際音楽祭』のため昨日に引き続き赤穂市文化会館へ。



今日はロビーコンサートがあるので、そっちも聴こうと早めに行った。

ロビーで少し聴かせて頂けるのだろうと、待ち時間に隣の喫茶店で昼食をとっていると、ル・ポンのパンフレットを持ってる方が向かいに座られた。
コンサートについて話をしていると、今日のロビーコンサートは早くから並んばなければいけないとか。
へ?
ロビーでするんじゃないの?

一応食事をかき込みロビーへダッシュ。

並んでる
どうやらプリコンサートというのはロビーではなくて小さい方のホールでやるらしい。
プログラムはこれ。



私は早めに並んだけど、並ばなくても前の方も後ろの方も席は空いてましたね。
来年はどうだか分かんないけど。
ちなみに自由席です。

樫本さんも演奏されるが、メインは素人の方。
途中で出入りはできないので、樫本さんの演奏を聴こうと思うと、否応なしに最後まで座っていなければなりません。

私はずっと聴いてましたが、やはりヴァイオリン教室の生徒さんは、音が弱々しい~~。
でも、小中学生くらいなんかな。
だから、そりはそれでかわいくていいですね。
別に知り合いが出てた訳でもないけど、そんな気分で聴かせてもらいました。
ほんわかした良い時間を過ごせました。

最後の桐朋学園の方々で結成された「カルテット・ヴィスタ」の演奏は聴きごたえがありました

続いて、ロビーにてロビーコンサートがあったんだけど、これはヴァイオリン教室のみなさんが演奏するものでした。

本番のブログラムはこれ。



昨日に引き続き聴きにきたので、どれがどれだか覚えてないけど、
とにかく弱音がすんごくきれい、美しい

今日は気になる雑音がなかったので良かったです。

本当は姫路公演の方が興味あったので、来年は姫路公演も頑張ってチケットを取りたいな
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ル・ポン国際音楽祭 1日目

2018年10月07日 | コンサート・観劇など
『ル・ポン国際音楽祭』のため赤穂市文化会館へ。







この音楽祭は、ベルリンフィルのコンサートマスターである樫本大進さんが始めたもので、安価で気軽に音楽が楽しめるというもの。

そのレベルもすごく、現ベルリンフィルのメンバーの方を含め国際的に活躍されている方々が演奏される

昨年チケット買いそびれたので、今年はなんとか赤穂公演だけはゲット。
1枚1000円。

しかし5万円以上(姫路公演)寄付すれば交流パーティに2名招待との事。
これ、メンバーの方との交流よな
すごいね
言葉はしゃべれないけど、軍資金に余裕があれば行ってみたいものです。

赤穂市文化会館ハーモニーホールの椅子にはパンフレットを挟んでおけるようになってます
こんなの初めてみました。
こうなってれば、プログラムをカバンから出し入れとかしなくて済みますよね。
(使い慣れてないため、私は置いたまま忘れて帰りそうになった。要注意)



しかし、ホールの音響はイマイチと感じました。

演奏は、そりゃ、メンバーがメンバーなんでね。
すごいの一言でした。
例えるなら、鋭く研ぎ澄まされた鋭利な刃物のような、という感じでしたね。
1ミリの狂いもなく、きれいにデジタル処理された音を聴いてるみたいでした。
ホールが響かないから余計こういうきれい過ぎる印象だったのかもしれません。

樫本さんはもちろんすごいんだけど、他のメンバーも私には同じか、それ以上にすごく感じました。
特にエリナ・ヴァハラさんがカッコ良かったなぁ。

この日の入りは、サイドの2階席にいくらか空席があったものの(上の方は見えなかったので)、ほぼ満席。
何故かシニア率が高くて、お客さんの平均年齢は65歳以上なんじゃなかろうか、と感じたくらいでしたよ

でね。
いたんですよ。
雑音おば様が、、、、

隣の方がね、鼻水出てないのに鼻すするというか、そういう事なさるんですよ。
2秒に1階くらい「スンッ!」って音だされるんでね。
それが気になって気になって、、、、
よっぽど言おうかと思ったんだけど、結局最後まで言えませんでした。
何故なら、彼女が、それ以外はとっても礼儀正しい方だったから。
それから、まぁ、1000円だしー。。。
小さいお体のお年寄り、しかも礼儀正しいおば様に言ったら、なんか気の毒なような気がして、、、

まぁ、こういった方も含め、肩肘張らずに音楽を楽しんで、という意味合いもあろうコンサートだろうから、なるべく心を静めてそれなりに楽しむようにしました。

それでも明日も来るので、明日は、もう少し集中して聴けたらいいな。
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ワルター・アウアーmeetsシュトゥットガルト室内管弦楽団

2018年10月05日 | コンサート・観劇など
『ワルター・アウアーmeetsシュトゥットガルト室内管弦楽団』のため岡山シンフォニーホールへ。



ワルター・アウアーさんはウィーンフィルの首席フルート奏者。
あのウィーンフィルの。
どんな演奏なんだろう。
シュトゥットガルト室内管弦楽団って初めてだけど、どんな演奏なんだろう。
この程度で買ったチケット。
少人数の奏者なのとアウアーさんを近くで見たいので、前から3列目の真ん中の席にした。

最初の曲はフルートはなし。
ほとんどの楽器が座ってじゃなくて立ったままでの演奏スタイル。
体力いりそ~、スタミナのない私は余計な事を考えてしまう。

もう、第1発目の音で鳥肌立っちゃった
のっけから心臓がどきどきしっぱなしだよ

前から3列目で聴いた感じは、大阪のフェスティバルホールの前から2列目で聴いたのとホールの響き具合が良く似てます。
音が後ろの席まで美しく響いているんだろうな、と想像できる。
実際、岡山シンフォニーホールは良く響くホールなんだけど、それが存分に感じられる様に、どの楽器も美しく音が響いてる~。

どの楽器の音も深みが感じられる。

いいわ~
いいわ~~
来て良かった~

2曲目にアウアーさん登場。
私、フルートってそんなに興味を持った事ないんだよね。
だったんだけど。
だったんだけど、、、

ひぇ~~~
なんという、心が空をとんでいくかのような音でございます
そのようにしか表現のしようがありません
そして、アウアーさんの音も、やっぱり深みのある音で、心が落ち着きます。

アウアーさん、楽団員の方と頻繁にアイコンタクトをとったり体を寄せて行ったりしながら演奏。
なので、見ていて全員の一体感も感じられる。

目を閉じて聴いていると、フルートだけが他の弦楽器より1mくらい上から音が降ってくる様に聴こえる。
「あれっ?」と思って、つい目を開けて確認すると、そりゃそうだよな、普通に皆同じステージで演奏している。
アウアーさんが上を向いて吹いているわけでもなく。
楽器によって音の拡散というのかどうか分からないけど、そういうのが違うのかな。
でも、その聴こえ方がまた綺麗で良かった

もうね、大拍手でございますよ

アンコールもあり、日本語で「グルックの精霊の踊り」と説明してくれました。

そして15分の休憩後、「バーバー、弦楽のためのアダーショ」が、静かに、静かに、厳かな感じで始まった。

目を閉じてじっと聴き入る。
聴き入る。。。。

音楽の世界に引き込まれて行、、、、、ってたところ、隣から『ピロッ
はっ
メールの着信音かよっ
よりによって、この静かな導入の部分で、『ピロッ
 
ざけんじゃねー、馬鹿野郎
電源切っとけや、このボケ

あれ、絶対奏者の方達にも聞こえてるわ

し・か・も。
携帯を出すために、おもむろに音を立てて鞄を引き寄せただけでなく、
『ジーーーーツ』って、
おいおい、今度はチャック開ける音かよっっっ

そっと気をつけて開けんかいっ、バカッ

この隣の男、始まる前も休憩中も、ミント系のタブレットをやたらガリガリガリガリ、どんだけ食べんねんってくらいガリガリやってて、怪しかったんだよね。
やっぱ、やってくれたよな

で、驚くのはまだ早かった。
携帯事件のあとは、ポキポキ指鳴らしよる

オ・マ・エ。。。
もうな、テメェ帰れや
と、心の中で怒り心頭

と、なりかけたけど、
「いかんいかん、わざわざお金出して嫌な思いをするのは愚の骨頂」
と心を静め、再び音楽に耳を傾けたのでした。

な・の・に。
今度は後ろの席で『ピロピロ~』って

もうな、お前らな~~~、、、、、

そして再び、
「いかんいかん、わざわざお金出して嫌な思いをするのは愚の骨頂」
と心を静め、再び音楽に耳を傾けたのでした。

このようなアホ携帯事件があったにも関わらず、シュトゥットガルト室内管弦楽団の皆さんの音楽があまりにも素晴らし過ぎたので、ほどなく再び音楽に没頭できましたです。

ほっ。
良かった~~。

シュトゥットガルト室内管弦楽団のアンコールも、日本語でタイトルを言ってくれました。

いや、本当に素晴らしかった
休憩の時も、席で感動の余韻に浸っちゃったよ

岡山で、しかも4000円でこのような素晴らしい音楽を聴く事が出来るとは。
これからも是非、このような機会を設けて欲しいものです。

なお、アウアーさんのCDを買った方にはサイン会があったのですが、その様子を見ているとアウアーさんの優しい事
一人一人にしっかり目を見て、自分から声かけてた。
名前を聞いて書いてあげてたね。
しかも、にこやかに。
その様子があまりにも微笑ましく幸せな気分になれたので、
別にサインしてもらう訳じゃなかったけど、最後まで見ていたのでした。

中学生なのか高校生なのか、フルートを習っている女子達が5名ほど来ていたのですが、サインの場では狂喜していて、それがまたかわいくて微笑ましくて
握手してもらったからか、「今日お風呂入らない」なんて言ってて。



今日は本当に幸せな時間を過ごせて大満足だったのでした
(この頃には、もうアホ携帯事件は忘れてました

惜しむらくは、会場の入りが半分にも満たない程度だった事。
岡山県人はクラシック音楽に関心が薄いのかなぁ。
せっかくいいホールがあるのに。。。

まぁ、でも、私は超幸せな気分でルンルンになれました
関係者の方々、ありがとうございました

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