最近、平安時代の女性の装束で小袿(こうちき)・細長(ほそなが)の形態は、現在、再現されているような姿なのだろうかと疑問に思ってみたり。
(現在、再現されている小袿姿や細長姿を否定しているわけではありません)
※平安時代の装束については、現物がひとつも残っていないので謎が多いのです。
『源氏物語』「若菜上」の柏木が女三宮を見たシーンは、まず女三宮が袿姿であることを確認して、それから細長に気づいているのですよね。
女三宮を見つめる柏木の目線がどう移っていったのか?
細長は袿の上に着ていても、すぐに細長であると認識されにくいものだったのか?
・・・なんて思っちゃって。
素人のたわごとですので、スルーでどうぞ。
私は平安女性の装束にも興味を持っています。
男性の装束に興味がないわけではないのですが、女性だけでも奥深くて男性まで意識がまわらないというのが実感です。
詳しい方、教えてください~~~。
手元にある装束関連の本をケイタイで撮ってみました。
これから知りたいと思われる方のご参考になれば幸いです。
「日本女性服飾史」
風俗博物館 創設&初代館長の井筒雅風氏による本。
10年以上前に購入した愛読書です。
図版・解説ともに充実していて巻末には用語集もあります。
「十二単のはなし―現代の皇室の装い」
現代の皇室の方々の写真も多数掲載されています。
平安時代から現代にいたるまでの十二単はもちろん、男性の装束も含めて詳しく解説されています。
「教本 日本時代衣裳図録」
数年前に京都御所一般公開時の売店(テント)で購入しました。
当時の定価は、2,000円(税別)でした。
私が保存用のコーティングに失敗したので、表紙がみにくくなってすみません。
この本は図版が大半を占めており、装束をまとった実物大人形またはモデルさんの写真が掲載されていて見ごたえがあります。
発行は、小林豊子きもの学院出版部によるものです。
「平安朝のファッション文化」
装束オンリーではなく、生活文化も含めた内容なので“読んで感じたい方”にオススメです。
そのほか、有職故実関係の本にも装束のことが記されていますが、それはまたの機会に。
久しぶりに江馬務先生の「有職故実」を開いて見ていたら、なんでもっと早くに有効利用できなかったんだろうと反省です。
⇒web拍手を送る
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(現在、再現されている小袿姿や細長姿を否定しているわけではありません)
※平安時代の装束については、現物がひとつも残っていないので謎が多いのです。
『源氏物語』「若菜上」の柏木が女三宮を見たシーンは、まず女三宮が袿姿であることを確認して、それから細長に気づいているのですよね。
女三宮を見つめる柏木の目線がどう移っていったのか?
細長は袿の上に着ていても、すぐに細長であると認識されにくいものだったのか?
・・・なんて思っちゃって。
素人のたわごとですので、スルーでどうぞ。
私は平安女性の装束にも興味を持っています。
男性の装束に興味がないわけではないのですが、女性だけでも奥深くて男性まで意識がまわらないというのが実感です。
詳しい方、教えてください~~~。
手元にある装束関連の本をケイタイで撮ってみました。
これから知りたいと思われる方のご参考になれば幸いです。
「日本女性服飾史」
風俗博物館 創設&初代館長の井筒雅風氏による本。
10年以上前に購入した愛読書です。
図版・解説ともに充実していて巻末には用語集もあります。
「十二単のはなし―現代の皇室の装い」
現代の皇室の方々の写真も多数掲載されています。
平安時代から現代にいたるまでの十二単はもちろん、男性の装束も含めて詳しく解説されています。
「教本 日本時代衣裳図録」
数年前に京都御所一般公開時の売店(テント)で購入しました。
当時の定価は、2,000円(税別)でした。
私が保存用のコーティングに失敗したので、表紙がみにくくなってすみません。
この本は図版が大半を占めており、装束をまとった実物大人形またはモデルさんの写真が掲載されていて見ごたえがあります。
発行は、小林豊子きもの学院出版部によるものです。
「平安朝のファッション文化」
装束オンリーではなく、生活文化も含めた内容なので“読んで感じたい方”にオススメです。
そのほか、有職故実関係の本にも装束のことが記されていますが、それはまたの機会に。
久しぶりに江馬務先生の「有職故実」を開いて見ていたら、なんでもっと早くに有効利用できなかったんだろうと反省です。
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