シンガポールで肉骨茶(バクテー)を食べて、その個性的な味わいと香りが心に残り、箱入りのバクテーの素があるのは知っていましたが、家で作るのではなく、お店でまた食べたいと思っていました。
そしたら「SAMASAMA亭(サマサマ亭)」(仙台市青葉区堤町3-12-16)で提供しているとのこと。
今回やっと行くことができました。
JCHO仙台病院(旧社会保険病院)に向かう坂道の入口にあります。
駐車場は店舗右横の細道を通った奥に2台分あります。
お店の方がお二人ともすぐに出てきてくれて、駐車所まで案内してくださいました。
店内は左手にカウンター席7、右手に4人がけテーブル席3卓があり、アジアンチックなインテリアと音楽がすてきでした。
大きいメニュー画像は私の食べログのレビューに載せました。
メニューを見ると、フィッシュカレー、ロティチャナイがある!
これらも思い出の味なので、バクテーとともに注文しました。
あと、メニューには、トムヤンヌードル、手羽先唐揚げがあり、マレー料理以外のアジア料理もありました。
肉骨茶(バクテー) 850円
バクテーとは、ポークスペアリブを、漢方入りのスープで煮込んだ料理で、濃いソイソースをつけて食べます。
ほんのり八角の香りがします。
まずはスープをごくり。スパイスはかなり控えめに抑えてあり、醤油味が強めです。
スペアリブは大きいものが5切もゴロゴロと入っていて、とろけるようなやわらかさ。
えのきだけやレタスも入っていました。
ソイソースに別添えの鷹の爪、にんにく、青唐辛子を加え、スペアリブを付けて食べます。
このソースもあっさりですね。どろりとした濃いタイプと思っていたのですが。
フィッシュカレー 980円
食べたかったのはフィッシュヘッドカレー(魚の頭のカレー)でしたが、SAMASAMA亭のは頭ではなく身です。
魚はいっぱい入っていて、骨もないので食べやすかったです。
オクラなども入り、それほど辛くありませんでした。
ロティチャナイ(ミニカレー付き) 400円
小麦粉の生地を伸ばして重ねて焼いたもので、何層にも重なってパイみたい。
これにカレーをつけて食べます。
カレーはスパイスカレーまたはココナッツカレーから選べて、スパイスにしました。
スパイスカレーはチキン入りのスパイシーな辛口カレーでした。
シェフの方は去年までマレーシアに住んでいたそうです。
マレーシアとシンガポールのバクテーはタイプが違うそうで、シンガポールの方が辛いとのこと。
私が以前食べたのは、漢方薬の香りがかなり強いスープでしたが、SAMASAMA亭のはかなりマイルドで、漢方はホントにほんのりという印象を受け、まったく違うタイプでした。
でもこれがマレー系なのでしょうか。
お店の方の接客は丁寧で、充実した食事を楽しむことができました。
メニューがさらに増えてくれたらいいなと思いました。
できればマレーシア料理だけにして、仙台のマレー料理イコールSAMASAMA亭になってほしいです!応援していますよ!
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