仙台・ミュンヘン・レストラン総合研究所 

仙台(ドイツ・ミュンヘンも)安いレストラン・カフェ・居酒屋・食堂の、メニュー、価格、接客についての食べ歩きブログ。

「スラヴ料理 カフェアリョンカ」、青葉区大町に2017年1月17日オープン

2017-01-21 | 日本のレストラン(ロシア、スラブ料理)
 
「カフェアリョンカ」(仙台市青葉区大町2-6-26 東急ドエルアルス大町1F)にランチを食べに行きました。
晩翠通り沿いのファミマ近くのマンション1階に、2017年1月17日に開店しました。
スラブ料理は、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの料理です。
昨年のクリスマスのオードブルを「アリョンカ」に予約して大変おいしく、カフェがオープンすると言うので楽しみにしていたのです。

私がこのお店のお料理を知ったのは、2005年11月なので、今から11年以上前ですね。
青葉区一番町の路上で、「ランチ ミンスク」という名前でスラブ料理のお弁当を売っていて、そこで買って食べたのが最初です。



店内はこんじまりとしていて、カウンター5席、4人がけテーブル席2卓です。

 
ランチは週替わりで2種、夜はアラカルトになり、メニューが増えます。
せっかくなので、ランチ2種類注文し、夜メニューにあったウォッカもお願いしました。


ロシアのウォッカとビール、ジョージアのワイン

アリョンカで扱っているアルコールいろいろです。
ウォッカは3種類あり、すっきりシンプルな透明タイプ、唐辛子とコショウの辛さのペルツォフカ(手前右から2番目)、
甘口のスタルカオールドウォッカ(手前右端)があり、甘口にしました。


スタルカオールドウォッカ 大グラス 500円

グラスは小400円、大500円があり、大にしました。


大グラスでも意外と小さいなーと思ったら、ウォッカはアルコール度数が高いからですね。
ちなみにこのウォッカは、なんと43度でした。
梨やリンゴを漬け込んだ風味の良いウォッカで、甘くてとてもおいしかったです。

ウォッカを飲んでいると、さっそくお料理が来ました。


ビーフストロガノフ、ライスカーシャのセット 900円 プラス150円でスープをボルシチに変更

♦ビーフストロガノフ
♦ライスカーシャ
♦グリーンサラダ
♦ニンジンの香り漬け
♦ボルシチ のセットです。

ビーフストロガノフ

牛こま切れ肉と、しっかり炒めた玉ねぎがたっぷりで、クリームが入ったまろやか味で大変美味。


ライスカーシャ

カーシャってお粥のことですが、アリョンカのカーシャは、ピラフに似た食感で、押し麦が入っていて、さっぱりとしていました。


グリーンサラダ、ニンジンの香り漬け

グリーンサラダのドレッシングは自家製でしょうか、酸味強めのフレンチタイプで私の好みです。
ニンジンの香り漬けは、塩もみした千切りニンジンを、油とスパイスでマリネしてありました。


ボルシチ

ビーツの赤が鮮やかで、キャベツメインの細切れ野菜入りで、サワークリーム入りで実にあっさりしています。
以前は私は、ごろごろ牛肉と野菜入りのタイプを作っていましたが、アリョンカのボルシチを食べてからは、アリョンカ系を作ることが多くなりました。

もう一つのランチです。

チキンのサワークリーム煮、ポテトピューレのセット 850円

♦チキンのサワークリーム煮
♦ポテトピューレ
♦グリーンサラダ
♦ニンジンの香り漬け
♦シャー のセットです。

チキンのサワークリーム煮

一口大にカットした鶏肉と、サワークリームのさわやかな酸味がぴったりです。


ポテトピューレ

なめらかにマッシュしたじゃがいもで、バターの風味がしました。
グリーンサラダ、ニンジンの香り漬けは、ビーフストロガノフと共通です。

シャー

野菜スープのことです。材料はボルシチと似ていて、キャベツ、にんじん、トマト入りで、あっさり味です。
サワークリームを混ぜるとクリーミーな味が加わって風味が増しました。


私事になりますが、アリョンカのお料理を食べるたびに、父のことを思い出します。
北海道出身の父はロシア料理が大好物で、アリョンカ(当時はミンスクの店名で路上販売)のお弁当とスープを、おいしいと何度も言って食べていた姿が目に浮かぶんです。
そう言えば実家は、ニシン酢漬け、イチゴジャムが入ったロシアティー、ボルシチなど、ロシア風料理が多かったです。

ケータリングもおいしかったですが、お店で出来たてを食べるのは格別でした。
どれもおいしかったし、外が寒かったので、熱々スープが身にしみ渡りました。
今度は夜にも行ってみたいです。

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