餘部駅
2011-08-30 | 日記
餘部駅への案内表示があったので
行って見ることにした。
駅というからにはこのコンクリート橋と
同じ高さの位置にあるはずなので、
地上からは随分距離がある。
足の悪い人の利用も考えて、どこかに
エレベーターでもあるのだろうかと
思いながら辿っていくと、
とんでもない!山を登っていく九十九折れの
細い野道があるばかり。
ふうふう言いながら、ようやく駅にたどり着く。
誰もいないかと思ったが、数人の乗客が
列車を待っている。しかし、比較的若い人ばかり、
お年寄りや体の不自由な人には過酷な駅だ。
それは同時にこの地方で暮している人たちの
生活の過酷さにも繋がっているのだろう。
赤い列車が来て乗客が乗り込むと、誰もいなくなった。
ここからでは海も見えなかった。 Y