連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
9日に田舎に行った。
家までの道はガチガチに
凍り付いていたが、
正月以来雪はほとんど積もっていない。
夕暮れに西の空に僅かな赤みが差した。
翌朝は快晴だった。
下界はまだ薄闇の中
西山にまず朝日が当たる。
きれいな茜色だった。
しかし昼頃からは
雪模様に変わり、
空気は冷たいままだった。
Y
一つの灯りが暗がりの
岩肌を照らすと
ひとすじの滝の流れが
祈りを唱和します。
叶うものなら叶うだろうねと
小さな地蔵様の声がします。
参道や祠を見守りながら
山の頂に祈りを届けます。
蝋燭に込められた沢山の願いは
人々の欲望か怨念のように
揺らめいて渦巻いてはいるが
やがては希望という祈りに
変わって何処までも
立ち上って行くだろう・・
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