連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
5月の連休前に豊田市美術館へ出かけた。
もちろん荒木経惟の「往生写集」を観るためだ。
膨大な作品群の中で、やはり初期の私小説的な
作品に惹きつけられた。レトリックはあるにしても
作者の心情が生々しく滲み出ていて、
「生」と「性」のなまめかしさ、切なさ、
生きることの一筋縄ではいかない感情が
表現された作風は、まぎれもなくアラーキーの
「世界」だった。
この美術館は初めて行ったのだが、
広大な敷地に遊び心のあるモニュメントが
配置されたりしていて、
作品を観る以外でも楽しめた。
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今年は花の時期に大阪にいたので
山藤や桐の花を見つけても
なかなかじっくりと構えて
撮影できませんでした。
特に、桐は今年はよく花をつけていて
去年から、マークしておいた撮影場所を
訪ねていれば・・きっと良かっただろうと
思います・・毎年花のつき方が違います。
そうしてみると、繰り返している季節は
同じようで同じではないと気付かされます。
日々の暮らしも同じように過ぎていくのに
少しづつずれていく気がします。
日常の不思議の一つですね。
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