オオハンゴンソウと夏菊

　この辺りでは、オオハンゴンソウは　
　郡上街道から高山へ抜ける道すがら
　よく見かけます。
　また、群生している夏の花なので
　とても目立ちます。
　「北の国から」のドラマの中で
　百万本のバラの代わりに
　想いをよせる人の家に
　この花を毎日届けたという
　ロマンチックな
　ちよっと寂しい趣のある花です。
　夏菊も、うら寂しい花ですが
　今は、昔の花として
　地方へいくと、まだ咲いていて
　なつかしい花になっています。
　夏の黄色の花の中でも
　少し　野趣があります・・・
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夕立

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8月も後半になって、
やたらに雨模様の日が多くなってきた。
この日も山間の集落を抜ける道を
走っていると、急に辺りが暗くなってきた。
空を見ると真っ黒な雲が近づいている。
一斉に街路灯が点いた。
なんとこの辺りだけその光が青い！！
少し異様だが、辺りの暗さの中で
その色が際立って美しかった。
やがて大粒の雨が落ちてきて、
ひとしきりすべてが灰色に包まれ、
それが小降りになると、
また青い光が靄の中に滲んで見えた。
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アマゴ育つ

六の里棚田のアマゴである。
随分育って、八月中頃で
こんな状態。
もうすぐ稲穂が出て
また色合いが変化していくはず。
秋になると刈り取られて、
またもとの田圃に戻ってしまう・・
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旅の途中

　８月の初め、奥飛騨の方へ小旅行をした。
　今にして思えば、その頃は
　お天気は上々だった。
　暑いけれどからりとした
　山間部の夏の日差しだった。
　なんでもない風景を撮るのは
　なかなか難しいけれど
　そうした何かを探ってみたいと
　気の向くままに作画してみた。
　用途のわからないネット
　電線と電柱の狭間に出現した白い雲・・など
　開放的な気持ちのままに・・
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我が家のヒマワリ

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今年の春、裏の田圃の畦に沿って
ヒマワリの苗を植えてみた。
それが結構大きく育って
ちょうどお盆の頃、花が咲きそろった。
夜、裏の通りから眺めると
満月が雲の間から見え隠れしていた。
あわててカメラを持ち出して撮ったのが二枚目の写真。
スローシャッターで手持ちなので
満月と雲はぶれてしまったが、
その場の雰囲気は出せたようだ。
この後すぐ、月は厚い雲に隠れてしまった。
来年はもっと長く植えてみようと
連れ合いと話しているところだ。
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クサギ

最近、山すそや藪の中で
よく見かける木。
クサギというそうだ。
臭い木という意味で、
確かに葉を揉んで見ると
独特の臭気がある。
しかし、花には芳香があり、
辺りには濃密な香りが漂っている。
不思議なモノで、名前がわかると
余計その木が目に付くようになる。
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またまた案山子です。

　やっぱり　日本は瑞穂の国ですね。
　この時節　田圃や畑にはいろんな案山子が
　出現します。
　大方は、マネキンの頭部ですが・・
　ひとつひとつ見てみると、
　結構個性的なものがあって
　拵えた人の性格も垣間見えて
　面白いです。
　麦藁帽子やきらきらテープの上で
　踊るような案山子に出会いました。
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山羊

山道を走っていると、
電柱の影に山羊が見えた。
一瞬、看板かと思ったが、
本物だった。
車を降りて近づくと、むこうも
近づいてくる。
首輪に縄がついていて、
それがカーブミラーと電柱の間に張った
ロープに繋がっているので、
ある程度の自由は利くが、
放し飼いとはなっていない仕組みだ。
ヤツも一人ぽっちで、かまってくれる
相手が欲しかったのだろう。
しばらく山羊の相手をして
車に戻りかけると，カンカンという
金属音がする。
振り返るとヤツが
不安定なガードレールの上に乗って、
絶妙のポーズをとってくれていた。
神岡町　山の村にて　　　　Y

西日を受けて・・（昨日のつづき）

　山の涼を求めて来てみたが
　暑いのは、どこも同じだった！
　旅館の玄関先に
　精も魂も尽き果てて
　犬が伸びていた・・
　それならば、いっそ　影で寝たらいいのに・・
　いやいや　ここがいいの！
　人間様にはわかりゃしないって・・
　このほどよい感覚が・・
　と言っているのかどうか？！
　几帳面に吊り下げられた簾
　実は、世の中　斜に見ております！
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夏山

たまには毛色の変わった写真をアップしてみます。
今月初め、小旅行で泊まった宿の部屋から
眺めた穂高の錫丈岳。
霧が流れ、山頂が見え隠れする様は
なかなかに雄大で見飽きない。
山登りには全く縁がないが、
足腰の元気なうちに近場のトレッキング
ぐらいはしてみたいとも思うのだが・・
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