連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
mのアップの続き。
毎年ここは訪れるのだが、
毎年撮っていて楽しい場所だ。
山の中のそれほど手入れもされていない
小さな蓮田だが、
蓮の葉の上の水たまり、小動物・・
小さくて、可愛らしくて、
何よりも美しい。
小さな宇宙がここにはあるのだ・・
Y
夏によく行く山間の蓮田・・
今年は雨模様で、花が開いていません。
葉の中ほどに小さな水玉が
銀色に光っています・・
花のひとひらを包んで
まるで葛饅頭のようなのもあります。
行きとし生きるものの
小さな輝きがありました。
m
ここ数日変わりやすい天気だ。
日が照ると猛烈に蒸し暑く、
雨が降るとジメジメと湿っぽい。
先日も、車で走っていると
急な雨、しかし間もなく上がり、
山肌を霧が昇っていく。
命と意思があるもののような
動きだった・・・
Y
沢山の向日葵畑もいいけれど
どこかの畑に一本ぽつんと
立っているのもいいと思います。
かんかん照りの夏最中でもいいけれど
梅雨の曇り空を背景にしても
ちょっと侘しくていいと思います。
雨に打たれて項垂れているのも好きです。
だから、このごろは・・
どこかの畑か庭先にないかなと探しています。
ここのは、しっかりと支えがありました。
上は東海北陸道です。
この環境なかなかのもののように
感じました。
m
煙というより
泡の卵のような不思議な花穂。
東海北陸道の橋脚の下にあって
気になる存在だ。
今年はもう花期も終わりがけで、
花の色も薄くなっていたが、
やはりカメラを向けてしまった。
Y
今日の暑さは湿度も高く
身体に堪えます。
朝のうち、蝉が勢いよく
鳴いていて・・いよいよ
梅雨明けかと思いましたが
やはりまだのようです・・
少し前に坂内村の方へ行った時
ノウゼンカズラが咲いてました。
しっとりとした大気の中で
オレンジの明るい色が印象的でした。
車体に描かれたコスモスの花も
今が偽の花盛りのようです・・
m
丸久旅館は典型的な昔風の料理旅館。
窓や戸、鴨居、欄間、壁・・
至るところに、装飾が施されている。
造られた当時は、斬新なものだっただろう。
流石に今では古めかしいデザインだが、
時が良い味わいを醸し出している。
こういう意匠を見ていると、
昔と今では家の造りに対する意識が
随分変化したのだと思わざるを得ない。
機能一辺倒で遊び心を失った
現代の住まいを見ていると、
生きること、生活することの豊かさって
何だろうと考えてしまう。
Y
台風の最中に叔母さんの病院通いのため
田舎へ帰ったときの翌日の夕方の
我が屋根の上空に出た
舌のようなのっぺりとした雲です。
薪ストーブの煙突を飲み込むように
ぐんぐん大きくなりました。
タチアオイの花はもう茎上に
咲いていてほとんどが萎みましたが
すっくりと立っています。
m
さて、丸久旅館の内部は
とても興味深いものでした。
趣向を凝らしたひとつひとつが
目移りするほど点在していました。
階段の裏側が網代編みになっていたり
半円の窓や欄間・・襖絵、灯り・・
坪庭も、陽を受けた木々もあって
いろんなものが主張しながら
ある種の不思議な調和を見せていました。
写真もさることながら
どこか異次元の世界を感じさせてくれました。
m
知多半島の友人のSさんのブログを見て
急きょ常滑へ行ってきました。
大正時代に建てられたというだけあって
当時はとてもモダンだったと思われる
丸久という旅館・・年月を重ねて一層
古色を増して魅力的でした。
今は常滑駅や商店街になっていますが・・
ここの窓辺まで海だったことを知って
驚きと時代の移り変わりを感じました。
ここで総勢25名の作品群との融合の
大いなるパホーマンスがところ構わずに
繰り広げられていました。
建物を見て・・写真展を観て・・
おまけは、旅館で使っていたと思われる
茶碗などを購入・・
面白い時間でした。
m