斜光

ｍが若いカップルをアップしたので
Ｙはこちらのカップル。
新宿御苑には広大な池があった。
端に出てみると、霧の中に日が差し込んで
池の面は鈍く輝いている。
三々五々人が通る。
t.ａさんのブログのくの字の光線も
この池に差し込んでいたものだ。
同様のカットもあるが、割愛。
とにかくこの日は不思議なドラマがあった・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　Y

二人

美しい水溜りがいくつもできて
まるで棚田のようです。
違っているのは、新宿御苑の
高いドコモのビルが
映っているいることです。
演出したわけでもないのに・・
間の水の淵を歩いてくれました。
歩みの形・・途中で分断した影・・
持っているお揃いのカップ・・
若く幼いカップルでした。
　　　　　　　　　ｍ

老木再び

この根でしょうか？
幹なんでしょうか・・
この迫力・・保護布に身に預けながら
ぐるぐる巻きに縛られながら
その巨体から迸る生命力は
静かに本当に静かに息づいていました。
雨でぬれていたのが幸いして
植物というよりは生物としての
しなやかな膨らみを感じました。
いつまでもこの樹の周りを
徘徊していました・・
　　　　　　　　　　ｍ

初雪

早くも初雪。
今朝起きてカーテンを開けると
屋根が白くなっていた。
ここ数日寒さがきつくなっていたが、
こんなに早く雪が降るとは思わなかった。
この雪は直ぐに解けたが、
夕方になってまた降り出し、
道路もシャーベット状になっている。
田舎はかなりの積雪のようだ。
雪のことを念頭に置いて動かなければ
ならない季節になった。
　　　　　　　　　　　　　Ｙ

待宵月

東京の画像は小休止。
東京から戻った後、
本格的な冬の寒さになった。
東京は暖かすぎて、その落差で
風邪をひいてしまった。
今日は５時過ぎに、大きな月が
上がっていた。
14日の月、待宵月だ。
明日は満月、さらに寒さが募るというので
見られないかもしれないが・・・
　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

老木

新宿御苑の巨木のその枝は
モミジバスズカケの樹木の
模様をしっかりと見せて・・
どこか滑滑とした爬虫類のような
姿態で、私たちを魅了しました。
雨上がりの湿った木肌に
小さな子供の影をみたり・・
樹木の中ではまた新しい生命が
宿って・・違った世界が
広がっているようにも思われました。
ともあれ・・よくまぁ生きているものだ！
　　　　　　　　　　ｍ

御苑の樹木

御苑には広大な敷地の中に
樹木が巧みに配置されて、しかも
大木が多い。
ここが公園として管理され、保護されてきた
時間の長さを思った。
歩き回った区域はほんの一部だろうが
都会の紅葉がこんなにきれいだとは
思わなかった。
コンクリートジャングルに隣接して
こんなにも植生の豊かな区域がある。
東京の懐の広さを感じた。
　　　　　　　　　　　　　Ｙ

光芒

新宿御苑で痛々しくも逞しい
巨木に出会い、写友と夢中で撮っていると
森の中に、にわかに空から光の帯が
降り注いできた。
神々しい光芒が森にドラマを演出する。

その奥に乳色の霧に包まれて、
カップルの姿が浮かび上がった。

　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

神々の森

雨が上がって・・この日は
１１月にしては異様なくらい
暖かな日になりました。
暖気が一気呵成に
靄を立ち込めさせて
陽が射してきました。
「神が下りてきている・・」と
誰かが叫んでいたとおり
それは静かで木立の中にあって
神秘的な体感の中にいました・・
気が付けば、動きやすい靄を
追って走り回りました。
やがて、太陽が薄い雲間から
本来の形を見せて真昼の月を
みるような錯覚に襲われました。
　　　　　　　　　　ｍ

雨上がり

新宿御苑に着いた頃には雨は
上がっていた。
しかし、まだ木々の梢には
雨滴が光り、雨だれが頻りに
落ちてきた。
暫くすると急に晴れ間が覗き、
そのあと光のドラマが始まった・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ