連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
旅の途中で喫茶店を探すけれど
こちらほどに喫茶店がありません。
やっと白峰の街の広場に入って
お茶をしているとゴロゴロと
雷鳴がして稲光もして・・
ポタッポタッと大粒の雨が落ちてきます。
それ以上にはならないのですが・・
雷が怖い・・稲光が嫌だ・・
暗さに感応して提灯に灯がつき、
風に揺れて・・車の窓ガラスに映ります。
いいないいな・・撮りたいな・・
けれど雷が怖い!
そこで勇敢な命知らずのYが
広場に出て写真を撮りました。(後ほどアップ予定)
m
暑い日は、山が煙ったように
なります・・まるでモノクロ写真の
グラディーションの見本のようです・・
静かな風景の中に山が連なり
湖に投影しているものが
一つに重なり、見ようによっては
涅槃のような影を造っています・・
偶に訪れる九頭竜湖(ダム湖なのですが)
暑いなかにも美しいと感じた一瞬でした。
m
大津の二日目、
撮影会で比叡山に上った。
日本一長いというケーブルカーで
麓の坂本から一気に標高500メートルの
延暦寺まで上る。
確かに下界よりは少し涼しかった。
延暦寺には全国から集まってきた高校生たちと
多分台湾からであろう、僧衣姿の観光客ばかりで
一般の観光客は少なかった。
Y
猛暑が続いていたが、夕方
久しぶりに雨が降った。
あちこちで稲妻が光っていたが、
突然雨が落ちてきて、小一時間
降り続いた。
空気が熱をはらんで、どうにもならない
暑さが続いていたが、この雨で
ようやく一息つけそうだ。
これは大津での写真。
大津では二日とも激しい夕立に
見舞われた。
比叡山を下りて、以前 t.aさんが載せていた
石山寺まで行こうとしたが、
電車の駅を降りて歩き始めると、
突然の土砂降り。雨宿りをしていても
膝から下がぐしょぐしょになり、
行くのは諦めた。
Y
夜、暇だったので散歩に出た。
大津は県庁所在地だが、岐阜よりも
小さな地方都市で、ホテルの近くでは
町も暗く、人通りも少なく、
アーケード街も閑散としていた。
都会に慣れていない身にとっては
却って親しみやすかった。
Y
我が家の梅干しがやっと
出来上がりました。
上のものが我が家ので
下のものは先日一泊した
「ふらり」という石川県の旅館の
玄関先に干してあったもの・・
簾に丁寧に一粒づつ並べてありました。
なんにでも性格が現れますね。
この通りの丁寧なおもてなしでした。
地場のものを使ったお料理に
大満足のひとときでした。
今日は8月6日 日本人にとって
絶対 忘れてはならない広島原爆の日です。
沢山の特集が組まれ・・その一つ一つの
証言を読んでいくとどれほどの無念の思いが
渦巻いているのかと心がいっぱいになります。
この国が間違った方向へ行かないように
しっかり見守り・・平和を繋げていきたいと
心から思います。
m
出現の後、随分時が立ったようです。
始まりは意外さで客寄せを
狙ったものでしょうが・・
いつのまにかどうでもよくなり
集客もあまり伸びもせず・・
そこにあることすら忘れ去られて
そう大きくもない木に覆われて
考えてみれば自然に溶け込んで
本来の存在が鈍く光ります。
夏の光、夏の雲 ひび割れた体に
鞭打って立ち続けています。
大滝鍾乳洞にて。
先月末、びわこ高総文写真部門の引率代理で
滋賀県大津市に行った。ここの市民にとっては
当たり前の交通網だろうが、
線路ではなく、普通の道路を列車が
行き来しているのだ。いわゆる路面電車の
システムだが、それが通常の鉄道車両で
四両編成だから、人も車も往来する路面を
長々と列車が通行する情景は
ちょっと異世界だった。
Y
あまりにも暑いので、
画像だけでも涼しげなものを。
これは飛騨小坂の巌立公園、
滝めぐりの中にある最初の滝、三ツ滝。
実は滝めぐりと言ってもこの滝を
見ただけで、雨が降ってきたこともあり
引き返してきたのだが、ここには
小坂川に沿って
多くの滝が点在しているらしい。
ただし、じっくり見て回ろうとするには
本格的な山歩きの装備が必要だ。
三日間、滋賀県の大津にいたが、
二日間は激しい夕立に見舞われた。
その分暑さはしのげたが、
こちらに戻ると容赦ない暑さだ。
また田舎に逃げるとしよう。
Y
どおしてこんなにも
いろいろヘンテコリンで
面白いものが佇んでいるのでしょう。
趣味と一言で片づけるには
その熱意と技術に敬服します。
そこへ躊躇いのない時間が
どんどんと積み重なって・・
苔生して西郷どんも
もはや何者と思われる有様・・
千と千尋の世界ではないけれど
異次元のワールドでした。
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