路地

ここは海抜０メートル地帯。
川に沿って走る自動車道が堤防になって
そこから2メートルほど低くなった場所に
住宅や工場が立ち並んでいる。
狭い路地を歩くと、植えられた植物が
道の端に窮屈そうに点在している。
何処にでもある変哲もない情景を
スナップしながら歩き続けた。
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空家

大阪０メートル地帯をあるいています。
しかし、空家のこの有様はなんという凄しさでしょうか
怖ろしくて美しくて・・声を失います。
これはワイヤープランツという
小さな葉っぱだけのおよそ可愛らしい植物です。
家を乗っ取るほどに繁茂した尋常ではない有様
そして何かの拍子に枯れて・・ふさふさと
垂れ下がり風に揺れ、ちぎれ落ちることなく
永久にここに存在するかのように・・ある。
生きた証として逞しくも凄いものでした。

我が家にも地植えにしてほったらかしにしていた
ワイヤープランツ・・かなり広がってきていたので
慌てて、今日その大半を抜きました。Ｙが・・


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大正駅界隈

みやこ支部写友の案内で、
大阪環状線の大正駅まで行き、
０メートル地帯と言われる地域を
歩いた。大阪の街はほんの一部の区域しか
歩いていないので、こうして知らない土地を案内して
もらえるのはありがたい。
寒くもなく暑くもなくの好天で、環状線のガード下から
川に沿った区域を延々と歩いた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

大阪街歩き １

いつも大阪へ行っても京都へいっても
ギャラリーだけとか例会だけとかで
あたふた帰ってきていたのですが・・
今回は「ＣＡＴおもしろ写真展」の
打ち上げ懇親会ということで・・夜まで
時間があったので、ｔａさんの「はしうど」写真展を
観てから、クラブの高井さんに案内していただいて
総勢9名で、大阪の大正駅周辺からこっち
運河というか川沿いになんと14000歩も
歩いてぶらぶら撮影しました。
高井さん半月板を痛めて見えるのに申し訳なかったです。
そして・・ありがとうございました。
大阪の繁華街は何度も歩いているのですが・・
大正駅周辺は新しいものと古いものが入り混じっていて
面白い物や落書きがいっぱいあって目移りするほどでした。
日ごろ被写体のない田舎ばかりなので何を撮っていても
楽しかったです。クタクタに疲労したのですが
懇親会がまた楽しくて・・おしゃべりが付きませんでした。
皆さん熱心過ぎて時を忘れるほどで・・刺激を沢山もらいました。
ありがとうございました。

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「はしうど」荒井俊明写真展

まず見せられたのはプリントの美しさ。柔らかいグレートーンと
シャープで精緻な質感描写。隅々まで神経の届いた、思わずため息をつくような
作品群だった。捉えられているのは、漁村の中の路地や漁具、石仏、植物そして波しぶき・・・
そうしたむしろ平凡な景物が奇をてらうことなく、しかし抜群のカメラワークでとらえられ
ている。写真の美の表現の極致を感じた。
作者は前回の「里暦」では、御崎というある意味特殊な集落を、そこに住む人々の営みを
中心として描き、今回は情景を主体として描いている。どちらにも共通するのは、その土地の
歴史を知り、その土地を深く愛着し、寄り添って見続けていこうとする、作者の眼差しだ。
作者の人柄の表れた写真展だった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ
大阪市北区梅田　ニコンプラザ大阪で、１７日（水）まで。
是非ご覧ください。


Ｙが書いているとおりでそれ以上私が改めていうことはないのだけれども・・
それでもやはり美しい描写の・・質感とボケがなんとも言われぬような味わいを見せて
いいなぁと言わずにはいられないような作品群でした。５０ミリレンズの特徴も十二分に
活かして・・優しい慈しみ深い石仏はもとよりたぶん雑然と置かれてそのままになっている漁具にまで、
生物としての動きを想像して捉えられていました。やっぱり・・さすが荒井さんでした。
坂の多い地帯を・・例えば、窓の小さな枠の中に車をさりげなく入れて・・今という時の在処を
示している・・など・・上手いなぁと感心せずにはいられませんでした。
やはり、写真はそのものに対して真摯に向き合うかどうかで決まってくるのだとしみじみ思いました。
終りの方で坂の道を駆けていく少女の後ろ姿がなんとも愛おしかったです。

皆さん・・是非是非ご覧くださいませ。

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オドリコソウ

ここのところの寒さで、田舎は地面が
見えないくらい雪で被われていると
思われます。長瀧神社あたりで9㎝の
積雪と言っていたので・・たぶん
同じくらいの量の降雪があったと思います。
この田舎の畑の様子は、少し前の春うららの
時のものです。いつのまにかオドリコソウが
蔓延って、イヌフグリの可憐な青い花と
いい勝負をしていました。雑草なのに
春に彩をあたえてくれているのが嬉しくて・・
抜かないでいるととんでもないことになります。
あっという間に繁殖していきます・・
一時期・・例え雪の下になっていたって
再びの一面のオドリコソウ畑になります。

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橋梁

これは先日の桜堤の
高山線の小さな橋梁。
名鉄は踏切があり、しょっちゅうカンカンと
列車の接近を知らせる音がするのだが、
高山線は橋梁になっているので、警報機は
ない。電車が来るのを待っていても、
いつ来るかわからないので、他に目を向けていると
あっという間に走り抜けてしまう。
昨日は終日冷たい雨の降る底冷えの日だった。
今日は晴れたが、風が冷たい。また春が足踏みをして
しまった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

桜堤 ４

桜堤です。同じ場所を行ったり来たり
電車が通るといっては駆け寄ってみたり
見えないといっては黒鯉を追いかけたり
なんにもないならば影を撮影しましょう・・などと
古株の木蓮などもついでに撮ったり
あてはなし。思想もどっかにうっちゃらかして・・
まぁ～～自由人です。こんな日は実に
愉快になれる日なのでした。

今日は寒いですね。田舎は雪模様です。

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裏山

昨日の朝、お勝手のドアを開けて見上げると
裏山の桜が満開になっていた。
山桜なので、先日までは赤い葉だけが目立っていたが
一気に花も開いたのだ。
しかし、今日は冷たい雨に打たれて、早くも花びらが
はらはらと散っている。咲いたかと思うと、もう散り始める。
ソメイヨシノのようには花の続かないのだ。
今日は寒くなった。田舎の方では広範囲に雪が降っているようだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

桜堤 ３

春が足踏みしています。しかし・・
こうして足踏みをするのが春なのだとも
思います。そのおかげでしょうか。
桜が長持ちしています。
桜の下には麻薬の一種・・咳止め薬に使う
エンドロフィンが漂っています。
それだから・・我も我もと桜の下の
陣取り合戦。騒いでいます。人間以外だって・・
鷺だって鯉だって亀だってプカリポカリ・・
春ですね～風が強いですね～
花粉だって、ＰＭ２．５だって，黄砂だって
巻きあがっています・・まだまだご用心です。
花粉症には、ワセリンがいいとためしてガッテンで
言ってました。鼻の中に綿棒で塗れば
画期的に効くらしいです。
薬局は品切れ状態のようです・・
春は忙しいですね。

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