兼六園周辺の見どころ その2(No.22)
◇石浦神社
古くは石浦郷七村の産土神で、石浦町(現・香林坊)の裏
手にあった。後年、兵火にあい本多氏下邸内に移り、祠殿
が造営された。明治の神仏混淆禁止で山王地主権現の称を
廃し石浦神社と称した。
◇金沢神社
第11代藩主前田治脩(はるなが)公が学問の神様・菅
原道真を祀って1794年に創建した神社で竹沢御殿御鎮
守天満宮と称されました。家内安全の稲荷大明神、そして
金運・災難よけの白蛇竜神も祀った神社でもあります。
◇成巽閣(せいそんかく)
加賀13代藩主前田斉泰によって母眞龍院のため、年文久
3年(1863)兼六園の一隅に建てられた。柿葺き、寄棟造
りの2階建ての建造物で、階下は書院造り、階上は数寄屋
風書院造りという2つの様式を取り入れており、国の重要
文化財。殿閣を取り囲む庭園は国の名勝として指定されて
いる。
■写真は成巽閣