金沢の観光スポット体験レポート その122(No.233)
◇金沢城公園巡り5 三の丸広場他レポート
◇三の丸広場
三ノ丸は石川門、河北門の内部の郭を指し、利家が入城
した後、 重臣の居邸が建てられたが、その後、これらを
城外へ移し、高知番所、物頭番所が置かれた。
高知番所とは、人持組という身分の高い武士が宿直して
警備に当った所で、物頭番所は物頭の役をしたものが宿
直して警備に当る時に使用した所。
北側から東側の周囲には藩の初期だけで、直ぐに廃れて
しまったと云う。北側から東側の周囲には九十間長屋が
造られ、弓や筒等が保管してあった。
■写真はライトアップの三の丸広場
復元した橋爪一の門や鶴の丸土塀、橋爪橋、内堀石垣と
一体的にライトアップ施設が整備されています。三の丸
広場でのナイトイベントや四季行われるライトアップに
是非ご覧ください。
■写真は五十間長屋
◇内堀(二の丸広場東側)
内堀の復元にあたっては、菱櫓等の櫓台石垣の修築を行
いました。菱櫓等を支えていた石垣は、高さが11.7mあ
ります。長い年月と度重なる火災を経て、緩みや孕み、
割れなどが随所にあり、天端石も約30cmの高低差が生じ
ていました。今回、石垣として不都合な部分約1200平方
メートル、石の総数3,766個を取り外し、再使用3,108個、
新石658個で積み直しを行いました。
■写真は内堀
◇土橋門
土橋門は、三の丸の北西にある門で、左右の掘り割りを
はさんで、土橋で北の丸と三の丸をつないでいたので、
この名が付いた。
土橋門は、城内への通用門として需要な位置にあり、虎
口を形成する櫓台も重厚なものである。
■写真は土橋門石垣
■写真は土橋門石垣(左側)