金沢の観光スポット体験レポート その303(No.480)
◇ひがし茶屋街の夏 2014①
○ひがし茶屋街の概況
ひがし茶屋街は文政三年(1820)に加賀藩がこの近辺に
点在していたお茶屋をここに集めて町割りしたもので、
今でもキムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある
古い街並みが残り、昔の面影をとどめています。灯とも
し頃にもなれば、今でも軒灯がともる茶屋から三味線や
太鼓の音がこぼれてきます。
■写真は1番町福助座
現在は伝統的な茶屋、土産物、雑貨品、お菓子、喫茶店
などが立ち並び活気ある観光スポットです。
店の中に入り抹茶でも飲みながら散策すれば3時間くら
い欲しいものです。
■写真は1番町経田屋
■写真はひがし茶屋街メイン通り
■写真は旅館陽月
○志摩(国指定重要文化財)
「志摩」は、文政三年(1820)に建てられたお茶屋の建
物で、これまで手を加えることなく、江戸時代そのまま
に残っており、学術的にも貴重な文化遺産として高く評
価されている。
お茶屋は、2階を客間とし、押し入れや物入れ等は作ら
ず、あくまでも遊興を主体とした粋な造りとなっている。
■写真は志摩
(つづく)