加賀藩ゆかりの地を訪ねる(No.509)
◇富山県南砺市井波「瑞泉寺」②
今回は金沢ボランティアガイド「まいどさん」の同期生
グループ「よるまっし16会」で加賀藩のゆかりの地南
砺市の井波、五箇山を訪ねた。
■写真は瑞泉会館
■写真は本堂(昨年修復)
現在の本堂は、明治18年(1885)に再建されたもので、
北陸地方の真宗木造建築の寺院としては、一番大きな建
物です。棟梁は井波大工の松井角平恒広で、他の大工、
井波の彫刻師が中心となって完成しました。
■写真は本殿玄関の彫刻
本堂正面の唐狭間(欄間)の彫刻はまさに浄土の荘厳を
描写する「阿弥陀経」にも登場し、仏の声にたとえられ、
比べようのない美声持ち、お浄土そのものを示すという、
迦陵頻伽の姿があります。しかしながら、正面階段上の
向拝手挟の彫刻などについては、アジア太平洋戦争後の
ものもあるといわれます。
■写真は本殿
■写真は本殿の彫刻
■写真は仏殿
(つづく)