金沢の観光スポット体験レポート その434(No.670)
◇寺町寺院巡り4 興徳寺(こうとくじ)
まいどさん16期生「よるまっし16会」の勉強会で寺町寺院巡
り1回目を開催した。
興徳寺は日蓮宗の寺院で、もともと羽咋郡滝谷妙成寺の末寺で、
正保元年(1644)秀閑日受が宝達山に建てた寺が起こりと伝えられ
ている。慶安4年(1651)金沢に出て三宝寺に借地して草庵を結
び、延宝12年(1674)に現在地に移る。本堂は切り妻の大屋根に、
本堂の向拝とその左側に鬼子母神の向拝がある。
■写真は興徳寺山門(にしの赤門)
また、寺蔵の鬼子母神は前田家家臣であり陶芸家・諏訪蘇山の作。
子育ての神として信仰され、室生犀星の生母も帰依したと伝えら
れている。
■写真は本堂
にしの赤門と呼ばれる山門は、寺に安置している加藤清正公が朝
鮮出陣の武運長久の祈願の為だと伝えられる。ちなみに東の赤門
は全性寺のことである。
住所:金沢市寺町5丁目12-16
■写真は住職
■写真は仏殿
■写真は法然上人像
■写真は鬼子母神像
■写真はお守り
■写真は加藤清正公
■写真はお賽銭箱
■写真はざくろの実
(興徳寺 完)