金沢の観光スポットレポート その492(No.759)
◇兼六園の梅2016 ⑥
兼六園随身坂口近くに広がる約3000平方mの梅林。この梅
林は昭和43年に明治百年記念事業として全国の名梅を集
めて造成され、平成12年3月に庭園として再整備されたも
で、現在は約200本の梅があり、そのうち白梅約140
本、紅梅約60本、白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅
など約20数種類が咲き誇る。
21)豊後(ぶんご)
豊後梅は、その名の示すように豊後(大分県)に発祥し、
古くから豊後の名産として知られていました。
徳川初期の1681年に出た水野元勝の「花壇綱目」に
その名が見られ、当時から相当広く世に知られていたと
考えられます。
■写真は豊後(3/15)
22)玉英(ぎょくえい)
実梅。青梅市二俣尾原産。花は大輪で花弁に波がある。
果実は大きく良質で梅酒に向く。
■写真は玉英(3/20)
23)見驚(けんきょう)
野梅系 野梅性八重、花姿が大輪なので見て驚くことか
ら命名。樹勢が強く庭木向き。
■写真は見驚(3/20、3/21)
今年の梅は暖冬で1月中旬より咲き、途中で寒波に見舞わ
れ3月中旬まで長期のわたり楽しめた。ただし種類によっ
ては咲く初めて途中でしぼみ長持ちはしたものの、きれい
に咲いてくれないものもあった。今年素心蝋梅と八重白梅
の確認ができ、合計23品種を撮影できた。
■写真は梅園(3/20)
(兼六園の梅2016 完)