金沢の観光スポットレポート その569(No.871)
◇鈴木大拙館を訪ねる。②
9月15日「金沢PHPほんとうの時代友の会」年1回の飛び出せ例
会で鈴木大拙館を訪れた。
最初に約30分学芸員の鈴木大拙や館内の説明を聞き、米国での呼び
名D.T.Suzuki(大拙のD、本名貞太郎のT)の生涯、安宅産業創設
者安宅与吉と出光興産創設者出光佐三の大きなバックアップなど改め
て偉大さを認識しました。
□展示方針
鈴木大拙館における展示は、単にものを鑑賞する場とせず、来館者が
自由かつ自然な心で鈴木大拙と出会うことにより、そこから得た感動
や心の変化を、自らの思索に繋げていくことを基本方針としています。
展示空間で配置される書や写真、著作など鈴木大拙を真っ直ぐに伝え
る芯のある資料から大拙を「知る」ことに始まり、学習空間で鈴木大
拙の心や思想を「学ぶ」ことを通し、さらに、思索空間で自ら「考え
る」ことに至る3つの行動を、施設計画と一体となって展開する構成
としています。(ホームページより)
■写真は水鏡の庭
□施設概要
敷地の特長である小立野台地から続く斜面緑地を背景に、石垣や水景
などによって金沢を象徴する景観を創造し、その中で鈴木大拙の世界
を展開していくことを設計の基本方針としました。
建築は、「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結ぶとともに、
「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」によって構成されています。
この3つの棟と3つの庭からなる空間を回遊することによって、来館
者それぞれが鈴木大拙について知り、学び、そして考えることが意図
されています。(ホームページより)
■写真は水鏡の庭の波の輪
■写真は思考空間
■写真は思考空間天井
■写真は露地の庭(学習空間撮影禁止のため、緑の小径より)
■写真は鈴木大拙館図面
○鈴木大拙館ホームページ
http://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/index.html
(鈴木大拙館を訪ねる 完)