金沢の観光スポットレポート その622(No.940)
◇冬の金沢 その16 寺町
○寺町寺院群概況
寺町寺院群は、石川県金沢市寺町、野町にある寺院の総称である。藩政
期に一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が
集められた。忍者寺として知られる妙立寺を始め、70近くの寺院が立ち
並び、市内の三つの寺院群の中で最大規模である。寺町、野町、弥生の
各一部、22.0ヘクタールが「金沢市寺町台伝統的建造物群保存地区」の
名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定(2012年)されている。
■写真は願念寺
○願念寺芭蕉句碑
松尾芭蕉が来沢した時に読んだ「塚も動け 我が泣く声は 秋の風」の句
碑があり。境内にはその前年に亡くなった小林一笑を偲んだ一笑塚がある。
■写真は芭蕉句碑
■写真は妙立寺
◇成学寺(じょうがくじ)概要
高養山成学寺は浄土宗のお寺で、正保4年(1647)松平又右衛門夫人が、
加賀藩三代藩主前田利常に請うて、梵宅上人を招き、もと玉泉寺の寺領
に亡夫の菩提所として建立したのが起こりである。寺名は、又右衛門の
戒名である成学居士から名付けられた。
■写真は成学寺
■写真は山門手前の風神、雷神
■写真は芭蕉句碑
□成学寺紹介ページ①
□成学寺紹介ページ②
(撮影:2017.1.25)
(つづく)