石川の観光スポットレポート(No.1392)
◇加賀市「彼岸花咲く狐山と法皇山古墳を訪ねて」!
9月22日(土)石川県ウオーキング協会は国指定史跡探訪シリーズ3回目「彼岸花咲く狐山と法皇山古墳を訪ねて」を加賀市JR動橋駅発着にて65の参加者で開催した。
スタートしてしばらくすると新幹線工事現場を横切り、彼岸花の咲き誇る国史跡「狐山古墳」を見学し、動橋小学校近くの動橋川沿いの桜並木に彼岸花が群生している土手を進みここで集合写真をパチリ。「法皇山(ほうおうざん)」横穴古
墳郡展示館と200基もの墳墓群で北陸最大級の横穴群を見学した。
その後、未舗装の山道を進みチハカ古墳群で休憩し、午前11時50分ごろJR動橋駅にゴールした。
■写真は動橋駅の開会式
〇狐山古墳
二子塚町北方の水田の中にあり、5世紀後半に築かした。全長は約56メートルで、加賀市内では唯一、平野部にある前方後円墳です。
昭和7年国指定史跡に指定。昭和7年、動橋川改修工事のための土取りの中に、後円部から凝灰岩製箱式石棺が発見され、上田三平の調査によって棺内から壮年男子の骨と、おびただしい数の副葬品(新獣鏡・銀製帯金具・金銅製丸玉・玉類・甲冑・直刀・剣・矛・鉄鏃など)が出土した。
□KAGA 旅・まちネットページ
住所:加賀市二子塚町チ14番地 狐山古墳
■写真は狐山古墳
〇法皇山古墳
勅使町の南端、横北町の方向から流れてきた動橋川のそばにあり、花山法皇のゆかりの地と伝えられている。横穴古墳自体は、6世紀後半から7世紀末に築かれたもので、この山は凝岩石質の山地であり、横穴はこの自然の石質をうまく利用して造られ、総数は80基にも及ぶ。未調査のものを含めると200基は超えるものと予想されます。大正7年に遺跡調査の確認が行われ、昭和4年に国指定史跡。
■写真は法皇山横穴群展示館
所在地:加賀市勅使町法皇山
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■写真は法皇山横穴
撮影日:2018.9.
(つづく)