IWA東京2020応援プログラム「金沢~東京 参勤ウオーク⑧」レポート(No.1660)
◇糸魚川駅→能生→名立(道の駅うみテラス)27キロ
7月24日(水)石川県ウオーキング協会は東京2020応援プログラム「金沢~東京 参勤ウオーク⑧」をJR糸魚川駅において60名の参加者で開催した。
この企画は、来年の東京オリンピック開催までに金沢城を3月13日にスタートし来年6月に江戸本郷上屋敷ゴールする。江戸期に加賀藩が参勤・交代の通った旧北国下街道経由、中仙道の約500キロを23日間で歩く計画。
〇糸魚川宿
糸魚川は城下町で、江戸時代は稲葉氏の後に一旦は廃藩となったが、その後有馬氏、本多氏、享保2年(1717)は松平氏1万石の城下町となった。また、加賀本陣(加賀の井酒造)は2016年12月の火災で焼失したが、2018年3月再建された。
■写真は糸魚川駅
〇相馬御風(ぎょふう)宅
相馬御風宅は昭和27年12月10日、新潟県の史跡として指定されました。御風が日本文学界の発展と良寛研究に尽くした業績を永久に保存するため、家屋を当時の姿のまま残しています。
■写真は相馬御風前の参加者
〇能生宿
能生は古代北陸道の鶉石(うずらいし)駅が置かれており、古くから宿場町、海産物集散地、宿場町として栄えていた。
〇能生白山神社
社伝によれば第十代崇神天皇10年11月初午の日に始まったとされ、醍醐天皇の命よって作られ927年に完成した「延喜式」に記載されている奴奈川神社にあたるともいわれています。白山信仰を開いたと云われる泰澄大師(682-767)が奈良時代に加賀白山などを基地として両部習合を行った際、能生白山神社に仏像を安置し、白山信仰を布教し、社号を白山権現に改められたと伝えられています。
本殿は明応年間(1492-1501)に火災で焼失しましたが、永正12年(1515)能登守護畠山義元寄進により再興されました。その建築様式は、三間社流造の前面に一間の向拝を付けたもので室町時代の特色を示しており、国の重要文化財にも指定されています。
■写真は能生白山神社二の鳥居、狛犬と拝殿
■写真は久比岐自転車道の参加者
〇とっとこ岩
「とっとこ」とは、にわとりを指す糸魚川地方の方言。国道8号線脇の海中にある、にわとりの形に似た巨岩であり、糸魚川ジオパークの遊歩道からも眺望できます。
■写真は筒石観音堂
■写真は上越市に入る参加者
本日は朝から梅雨明けで温度も上がり、自転車道は木陰も少なく、体も慣れてないこともあり、暑さとの戦いで参加者の約半分が、16:10頃道の駅うみテラスにゴールした。
(つづく)