金沢の観光スポット体験レポート その15(No.98)
兼六園探訪レポート(No.4)堪能コース
9)根上松(ねあがりまつ)
兼六園名物の一つに数えられる高さ約15mの黒松。
大小40数本もの根が地上2mにまでせり上がった迫力
の奇観を呈しています。この松は、13代藩主・前田
斉泰(なりやす)が土を盛り上げて若松を植え、成長
後に土を除いて根をあらわにしたものだと伝えられ
ています。
10)花見橋(曲水)
橋から見る季節の花の眺めがすばらしいことから、
この名前がついた木橋。緩やかに流れる曲水に沿っ
て、桜、カキツバタ、サツキ、ツツジなどが咲き誇
り、多くの人を魅了します。特に5月に満開を迎える
カキツバタの姿は名物の一つ。この他、夏の緑陰、
秋の紅葉、冬の雪景も見逃せません。
11)鶺鴒島(せきれいじま)
人生の三儀式である「誕生」「結婚」「死」をそれ
ぞれ陰陽石、相生の松、五重の石塔で表し、配置し
ています。昔、いざなみ、いざなぎの尊が、男女和
合の方法を鶺鴒から教わったという故事より、その
名が付けられました。
正面に「三社」と書かれた石額がかかった鳥居を
据えており、他の大名庭園でも例を見ない珍しい構
成であると言えます。
兼六園ホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/course.html