金沢の観光スポット体験レポート その366(No.580)
◇金沢の桜2015(その1)兼六園①
日本三名園のひとつで、桜の名木が多いことで知られてお
り、中でもひとつの花に300枚もの花弁を付ける兼六園菊桜
は一見の価値あり!ほかにもヤマザクラの大木、旭桜、兼
六園熊谷ほか、ヒガンザクラ、ソメイヨシノなど約420本の
桜が園内を彩ります。
内訳ははヒガンザクラ約80本、ソメイヨシノ約200本、
ヤマザクラ約40本、サトザクラ約50本、その他約50
本となっている。
兼六園の桜の魅力は回遊水泉式庭園の絶妙なるレイアウト
のなかに各種の桜が約1か月半にわたり楽しませてくれる。
桜の種類は梅と違い主なもの以外は看板(表示)がすくな
く位置を確認しながら咲く順番を記録しておいて撮影しな
いと撮りのがしてししまう。
1)カラミザクラ(唐実桜)
中国原産で観賞用または果実を食用に植えられる。 幹は
よく分枝し、高さ2~4mになる。樹幹から気根を出す。
葉は互生し花弁は5~7枚で花柄は毛が密生する。果実は
核果で、赤く熟す。兼六園の桜で唯一さくらんぼがなる。
この桜は兼六園というより、お堀通りに面した石川門の斜
め前の塔の近くにある。
■写真はカラミザクラ(撮影:2015.3.28)
2)椿寒桜(つばきかんざくら)
カンヒザクラとシナミザクラとの種間雑種と考えられてい
ます。愛媛県松山市に原木があり、広く栽培されている。
花弁が内側に曲がるのが特徴です。樹形は盃状になり雄
しべ、雌しべとも長くつき出る。椿の花のように見える。
早春を飾る美しい花。俗称:雪割り桜で春を告げる桜。
■写真は椿寒桜(撮影:2015.3.28)
3)十月桜(じゅうがつざくら)
桜の園芸品種。エドヒガンの系列でコヒガンの雑種とされて
いる。花が4月上旬頃と10月頃の年2回開花。花は十数枚
で、花弁の縁が薄く紅色になる。また萼筒が紅色でつぼ型、
春は開花期に新芽も見られる。春のほうが花は大きい。
場所は千歳橋の付近茶店の前
■写真は十月桜(撮影2015.3.28-4.4)
(つづく)