かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

城山裏土塁跡の現地説明会に行ってきました

2010年12月12日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
 今日は、お隣は宮城県涌谷町へと出かけました。

 城山裏土塁跡という遺跡の現地説明会を聞きに行くためです。

 とあるHPで土塁(どるい 土を高く盛って土手状にしたもの)が三重にめぐらされ、それが古代のもので1つは築地塀跡の可能性があるというものでした。

 築地塀跡がきれいに残されている長者ヶ原廃寺跡というお寺の遺跡の調査・整備担当をしているkaneurikichiji としては、ぜひ見ておきたい遺跡です。

 高速を使って約2時間とちょっと遠いのですが、涌谷町には日本で初めて金が産出した黄金山産金遺跡という国史跡がありますし、そばには天平ろまん館という展示施設があり、前から一度行きたかったので、この際まとめて見ておこうと思い、車を走らせました。

 ちょっと迷ってしまい、開始時間に遅れましたが、築地塀ではないかとされている土塁跡①を見ることが出来ました。

 これが築地塀かどうかは調査担当者の方の判断にお任せですが、土塁跡①が築地塀だとすると、この高まりは数百m続いているようですから、仮にこれがすべて築地塀跡だとすれば、この遺跡の性格がどんなものなのか興味が湧くところです。

 見学されていた方は地元の方が多かったようですが、「金は出なかったのか」という質問が出されるあたり、さすが涌谷町と思って遺跡を後に、黄金山産金遺跡に向かいました。

 
説明会の様子(左)。一番北側の土塁が最も低く、南のが高いところにあります。右は逆に南の土塁から北の土塁をみたもの。
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