観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

またまたコアオアシシギ

2017-02-07 17:40:32 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 9時03分 潮位115cm
今日の満潮時間14時51分 潮位186cm

 

今日は先週土曜(2月4日)の立春の日の暖かさが嘘のように感じるほど、風が強く寒い日でした。

しかし、今日は早くも頭がほぼ真っ黒に換羽したズグロカモメ1羽をみつけました。

 

午前中、庄内川河口の干潟には、多数のハマシギなどのシギ・チドリが飛来していました。

先週は約700羽のハマシギの群れが3回、今日は約650羽のハマシギが飛来し、

ハマシギの飛来数が非常に少なかったここ2年間の冬季に比べれば、安定したハマシギの群れを見ることができています。

(今日観察できたシギ・チドリ ハジロコチドリ1、シロチドリ85、ダイゼン79、ハマシギ655、コアオアシシギ1、ダイシャクシギ3)

 

ダイゼンやシロチドリと違って、ハマシギの群れは最近はなかなか護岸近くの干潟に飛来してくれませんが、

先日(1月31日)の日記でもご紹介したコアオアシシギ1羽を今日も護岸近くの干潟にみつけました。

餌を探しながら干潟を歩くコアオアシシギ。

その後は、干潟に流れ着いた流木の脇でひっそり休憩していたようです。

 

この近くでは、こちらも餌を探して干潟を歩くイソシギが。イソシギはお尻を振るのが特徴です。

 

最後は稲永公園でみつけたシメ。松葉の下からクスノキの実を探し出して食べていたようです。

 

☆2月の渡り鳥調査隊のご案内
内容:藤前干潟に飛来する野鳥を観察し、種類と数を調べます。冬鳥であるカモ、カモメ、ミサゴ、ハマシギなどを観察できるはずです。
日時:2月25日(土)9:00~11:00
場所:名古屋市野鳥観察館
対象:小学生以上
定員:20名
参加費:無料
持ち物:防寒着、双眼鏡(お持ちであれば)
申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160

 

明日の干潮時間10時15分 潮位104cm
明日の満潮時間15時58分 潮位200cm

コメント
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