観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ハマシギが800羽を超えました

2017-02-10 18:41:58 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間11時49分 潮位 78cm
今日の満潮時間17時35分 潮位224cm

 

今日は、晴れたり曇ったり、雪がぱらついたりと目まぐるしいお天気でしたが、昨日よりも風が強く、今日も寒い日となりました。

しかし、昨日に引き続き名古屋市内の学校や、環境学習施設の見学を目的にイランから訪れた団体の来館があり、

来館者のみなさんはカモやシギ・チドリ、カワウ、ミサゴなどの観察を楽しんでいました。

 

今日の開館直後の庄内川河口の干潟には、シロチドリ50羽、ダイゼン96羽、ハマシギ849羽のシギ・チドリを数えることができました。

その後、新川の干潟が干出すると、多くのハマシギは新川へ移動しましたが、満ちて干潟が小さくなると、庄内川の干潟に戻ってくるハマシギもいました。

 

この他観察できたのは、魚を探しながら上空を飛ぶミサゴ。

 

ケンカをしていた2羽のカンムリカイツブリ。

普段は水面に浮かんでいる姿ばかりを見ているので、脚をあまり観察したことがありませんでしたが、

下の写真を見て、カンムリカイツブリの脚が体のこんなに後ろについていることを知りました。

(ミサゴとカンムリカイツブリの写真は地元のHさんから提供いただきました。)

 

稲永公園では、オスのジョウビタキがおなかの羽を膨らませて、ふっくら丸くなっていました。この写真を撮ったすぐ後には、雪が舞いました。

ジョウビタキのメスもみつけました。

(メスのジョウビタキの写真も地元のHさんから提供いただきました。)

この他、公園では、地面で餌を探すツグミの姿を数羽みかけました。写真の個体は、おなかの黒い鱗模様がかなりはっきりしています。

 

☆2月の渡り鳥調査隊のご案内
内容:藤前干潟に飛来する野鳥を観察し、種類と数を調べます。冬鳥であるカモ、カモメ、ミサゴ、ハマシギなどを観察できるはずです。
日時:2月25日(土)9:00~11:00
場所:名古屋市野鳥観察館
対象:小学生以上
定員:20名
参加費:無料
持ち物:防寒着、双眼鏡(お持ちであれば)
申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160

 

明日の干潮時間12時26分 潮位 68cm
明日の満潮時間18時15分 潮位229cm

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