藤前干潟
今日の干潮時間10時55分 潮位 66cm
今日の満潮時間16時58分 潮位248cm
今日の午前中は、三重県桑名市と愛知県知多郡東浦町の2つの中学校から、分散学習として中学生の来館がありました。
今日の午前中はちょうど干潟が出ており、ミサゴやハマシギ、カモの仲間などを望遠鏡で観察したり、野鳥観察館の1階にある野鳥の剥製などを見て、藤前干潟や野鳥について学んでいました。
また、今日の干潟には冬鳥であるユリカモメの大きな群れ(50羽)が飛来しました。
今季、数羽のユリカモメの飛来は数回確認されていましたが、これだけの数は初めてで、秋も終盤だと感じます。
それもそのはず。明日は立冬で、暦の上では冬に入ります。でも、今日は先週に比べるとかなり暖かかったですね。
今朝は雨が強く降りましたが、夕方にはほとんど雲はなくなり、夕日が鈴鹿山脈へ落ちていくのをゆっくり見ることができました。
野鳥観察館の前では、こんな時期なのに暖かかったからか、夕日に照らされたアカテガニがごそごそと動いていました。
一方、夕日が沈む中、冬鳥としておなじみのジョウビタキは、稲永ビジターセンターの屋根の上で「ヒッヒッ」と盛んに鳴いていました。翼の白斑(これが着物の紋のように見えるのでモンツキドリと呼ばれることも)が遠くから見ても目立ちます。
【藤前干潟に関連するイベント等】
☆募集中「あおなみ線沿線お散歩フォト」(12月5日締切)(主催:あおなみ線沿線活性化協議会)→詳細はこちら(名古屋市HP)
☆11月18日(日)藤前フォーラム2018「いま振り返る藤前干潟保全の歴史 第3回~環境アセスメントの果たした役割~」@稲永ビジターセンター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)
☆11月18日(日)あおなみウォーク2018秋「秋風薫る荒子川公園とあおなみ線車庫を巡り、リニア・鉄道館へ」(主催:名古屋臨海高速鉄道株式会社、あおなみ線沿線活性化協議会)→詳細はこちら(PDF)
【コース(約9㎞)】荒子川公園駅 → 荒子川公園 → 潮凪車庫( 鉄道イベント会場) →稲永ビジターセンター → リニア・鉄道館(ゴール)
☆11月24日(土)、12月8日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊@名古屋市野鳥観察館
毎月1回、野鳥観察館で行っている「渡り鳥調査隊」。藤前干潟の野鳥の観察をしながら、種類と数の調査にチャレンジします。初心者大歓迎です。→詳細はこちら(PDF)
☆8月1日(水)~11月30日(金)企画展「干潟のごちそう展~食べものとしてみる干潟の生きものたち~」@稲永ビジターセンター
☆12月15日(土)生物多様性講演会「干潟は巣穴でできている!~アナジャコのふしぎな暮らし~」@稲永ビジターセンター(主催:名古屋市港区保険福祉センター公害対策室担当/NPO法人藤前干潟を守る会)
当初予定されていた9月30日の開催は台風で中止となり、12月15日に延期となりました。
アナジャコとその巣穴に共生する生きものを研究している伊谷行さん(高知大学教育学部)のおはなしを聴くことができます。
☆7月28日(土)~12月16日(日)企画展「アナジャコ展~干潟の穴掘り名人の謎~」@藤前活動センター→詳細はこちら(藤前干潟を守る会HP)
☆2019年1月19日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊@名古屋市野鳥観察館→詳細はこちら(PDF)
☆2019年1月19日(土)藤前干潟サイエンスカフェ「藤前干潟のハンターたち~ミサゴとその他の猛禽類~」@稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)
※詳細は後日ご案内します。
☆2018年12月20日(木)~2019年1月25日(金)環境省レンジャー写真展2018「中部地方の生き物、風景」@㈱東邦ガス・ガスエネルギー館(主催:中部地方環境事務所)
☆2019年1月26日(土)第8回ごみと水を考える集い(主催:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)
今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ73、カワウ64、ダイサギ8、コサギ4、アオサギ13、マガモ24、カルガモ42、コガモ230、ヒドリガモ35、オナガガモ592、ハシビロガモ10、キンクロハジロ7、スズガモ152、ミサゴ14、チュウヒ1、シロチドリ21、ダイゼン48、ハマシギ728、オバシギ8、ユリカモメ50、オオセグロカモメ1、セグロカモメ11、ウミネコ121
明日の干潮時間11時34分 潮位 70cm
明日の満潮時間17時29分 潮位250cm
【12月18日(火)臨時休館のお知らせ】
現在、稲永公園では電気設備の更新工事が行われています。
この工事に関連して、名古屋市野鳥観察館は【12月17日(月)~19日(第三水曜日)】が終日停電となることから、この3日間は連続して休館させていただきます。
【12月18日(火)】は臨時休館となり、ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。