観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

昨日の干潟には

2020-05-19 20:24:56 | 春の藤前干潟

【臨時休館のお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

名古屋市野鳥観察館は3月2日(月)から当面の間、臨時休館しています。

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藤前干潟

今日の干潮時間10時14分 潮位 71cm

今日の満潮時間16時23分 潮位210cm

 

今日は夕方から急に黒い雲に覆われて雨が降りましたが、昼間は晴れました。

一昨日から飛来しているハシブトアジサシは、今日も観察でき、潮が満ちてくる時間帯には、ちょうど野鳥観察館の正面の導流堤の脇の干潟に降り立っていました。とにかく大きなアジサシの仲間だなぁ、と見る度に思います。

また、ハマシギなどのシギ・チドリの飛来数は昨日より少なくなりましたが、5月も半ばを過ぎたこの時期にしては比較的多くの数が見られています。

 

さて、ここからは昨日の報告です。

昨日は朝は晴れ間も見えましたが、だんだんと雲が多くなってきて、湿っぽくなっていきました。

稲永公園では、センダンの薄紫色の花が見ごろでした。

花の周りには、アオスジアゲハが何匹も舞い、花の蜜を吸っているようでした。

シジュウカラがセンダンの木にやってきて、虫を探しているのも観察できました。

シジュウカラの巣立ち雛も複数羽、近くで観察できました。稲永公園では、シジュウカラの鳴き声があちこちから聞こえ、にぎやかでした。

そして、稲永公園の林を抜けて川側に出ると、干潟が見えました。

こちらは庄内川に広がった干潟↓。多数のシギ・チドリやカモ、サギの仲間などが飛来していました。

トリトン(名港西大橋)をバックに飛ぶ主にハマシギの群れ↓。

南陽工場をバックに飛ぶハマシギとトウネン↓。ハマシギの夏羽ならではの黒色のお腹が目立ちます。

干潟で餌を探すハマシギとトウネン↓。

さらには、夏羽のサルハマシギも観察できました(証拠写真ですが・・・)。

ゴカイのようなものを泥から頻繁に引っ張り出して食べていました。

そして、こちらはその近くにいたコサギ↓。ボラの稚魚を狙っていました。

目先が赤味を帯びており、趾もいつもより赤味が濃く、婚姻色が現れていました。

 

昨日(5月18日(月)に)観察できた主なシギ・チドリとアジサシ コチドリ1、ダイゼン34、トウネン167、ハマシギ818、サルハマシギ1、アオアシシギ18、キアシシギ13、イソシギ2、ソリハシシギ3、オオソリハシシギ2、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ85、コアジサシ29、ハシブトアジサシ1

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ136、ダイサギ11、コサギ7、アオサギ12、マガモ8、カルガモ23、スズガモ351、ミサゴ2、ダイゼン23、トウネン167、ハマシギ471、アオアシシギ6、キアシシギ4、オオソリハシシギ1、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ25、コアジサシ14、ハシブトアジサシ1


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