Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

バグダッド・キオスクからの眺め(イスタンブール)

2011-03-30 19:48:48 | トルコ
ここのところ朝出会うのが、回送のためにスタートの駅に向う高速バス。
その行き先は『仙台』である。震災以降気が付けば、いつも3台連なっている。
被災地により近く行く公共交通機関としては、鉄路の繋がっていない今はこのバスしか足がないのでしょうね。

つい先日までは一番後ろのバスに『ペースカー』と書いてあった。多聞迷子にならないように3台いつも連なっているんでしょうけどね。
今日のバスにはこの『ペースカー』という標示が見当たらなかった。

被災地に向う道路の復旧が進んできっと走り易くなったんでしょうね。

毎朝、彼ら(バスに)『気を付けていったらっしゃ』と心の中でご挨拶しているkおばちゃんです。

もうすぐ桜も咲きますね。

○1月3日(月)

トプカプ宮殿で、とりあえずお目当てはクリアしたkおばちゃん。お腹もいっぱいになったので満足満足です。

ところで、kおばちゃんがお食事をしたレストランはこの宮殿の一番奥にあります。だからどっちみち引き返さなきゃ行けないのだけれど、来た順路じゃない方に向いましょ。

そうそう、その途中で見かけたのがこのトプカプ宮殿の『通用門?』でしょうか。


こんなところから荷物の搬入をしておりました。

そんなものを横目に眺めながら皆さんの人波に乗っかって歩きます。はい、長い物に巻かれちゃいます。



途中こんなエリアがありました。多聞これは『薬草園』だったんじゃないか・・と思いますが・・


この辺りは第4の庭園とよばれるエリアだったと思います。辿り着いたのはこんなところ。


向こうに東屋風の建物が見えますね。その手前のテラスの中ほどにこんな見晴台のようなものがあります。


ここからの眺めはこんな感じで新市街が見えます。


さて、この東屋風の建物にはいりましょう。ここはバグダッド・キオスクBağdad Köşküと呼ばれるたてものだそうです。
この建物の天井も美しく色彩が施されたドーム型ですね。

この建物は1638年にムラト4世 Murād-i rābiの『バグダッド奪還』を記念して建てられた建物のようです。だからコンナ名前で呼ばれてるのね。
彼は実際に先頭きって戦いを指揮するタイプの王様だったようですが、もう一方でイスタンブールのアルコール、タバコ、コーヒーを禁止し、禁を犯すものは直ちに処刑するという冷酷な面も持ちあわせていたようです。
そして・・・なんと彼自身はアルコールの愛飲酒者だったというから・・いかに冷酷な王様だったかということでしょうね。
kおばちゃんこの時代に生まれなくてよかった!

この壁にはそんなことでも書いてあるんでしょうか???


この建物には窓の外に少し見えるようにテラスがぐるりとついています。

この螺鈿の細工の扉の向こうも窓でしょうか?

だって、さっきの窓のところにも同じ扉がついていますから。


この建物の周りに付いているテラスの部分は立ち入り禁止になっていますが、ぎりぎりのところでとった景色がこれ。


冒頭の画像もそうですがガタラ橋がみえますね。ということは向こうからもこちらが見えると言うことですね。

振り向けば、さっき眺めた見晴台も望めます。


この建物はこのトプカプ宮殿の一番端っこになるんでしょうね。


コメント (2)
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