余りにプライベートな事ゆえ、公開日記に書くことはためらわれましたが・・・・・・
けれど私は、悲しい出来事として、この度は、ブログに書き留めて置こうと思います。
去年の年末にも、郷里で暮らす叔父を、また長女の婿のご祖父さまのご訃報にも接しました。。
ブログを始めて、今回が三度目になります。
この度は、長女の嫁ぎ先のご祖母さま。
お姑さまのお母上。享年九十一歳であられました。
天寿を全うされ、ご遺族の方々は、悲しくお寂しいながら、心静かにお見送りになられたことでしょう。
娘が嫁いでから、私がお目にかかったのは、2~3度で、お言葉を交わすことは、ほとんどありませんでした。
孫の婿と長女の結婚式には、ご参列くださり、その時の、ご高齢ながら、お着物姿の凛としたお姿が、今も胸に焼き付いています。
その後も、お住まいの東京の下町を風をきり、自転車を乗り回されるほどお元気、と伺っていたのですが・・・・・・
お歳には、当然勝ってません。次第にお体が衰弱し、弱っていかれたようです
世の無常は、どうすることもできません。
ここ数年は認知症も進まれ、半年前にご主人様を亡くされてからは、いっそう弱られたようでした。
この数カ月は、意識もない状態でご入院。
長女に当たられる娘のお姑さまは、見るに忍びない、といつもおっしゃっておられました。
数年認知症で寝たきりの母を介護した時の、自分の悲しい思い出と重なり、私は、身につまされる思いでお聞きしたものです。
ひ孫が十数人。。戦禍を抜けての長い人生。
私達にはかなわない人生の重みを感じます。
日頃大変多忙な若夫婦達が果たして、おじいちゃま、おばあちゃま孝行が、十分できたのか気になるところではありますが・・・・・・
心よりご冥福をお祈りしたく思います。
私の父は、享年82歳、母は、75歳で、この世を去りました。
よく死期は親に似ると言いませんでしたか。
もし、母に似るなら、私の余生は、もう10本の指で数えられます。
それにしては、備えも、覚悟もせず、日々を家事に紛れ、あわただしくく暮らしているに過ぎない私です。
残り少ない掛替えのない人生を、悔いが残こらないよう、もっともっと真摯に暮らさなければ、と改めて思ったりも致します。
昨日は初めて、夏日の暑さを、私は実感しました。
エゴノキの清楚な花が、瞬く間に散り、ポーチのタイルの上に、花弁を落としています。
清らかな白い花が、本日の日記には相応しく感じましたので、同じ写真ながら、もう一度掲載させていただきます。
今日もご訪問有難うございました。
料理ブログを久しぶりに再会致しました。
宜しければ、ご覧下さいませ。
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