今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

悩ましい選挙だけれど悩まない

2012-12-10 07:13:31 | 暮らし

                                  

 

選挙がいよいよ迫り、今回に限っては、関心のない方は恐らく余りおられないのでは。

重大関心事として、多党乱立の選挙戦に注目し、一方では一票をどこに入れれば良いのか決めかねて、悩ましく思っておられる方がほとんどでしょう。

共産党と社民党を除けば、どこも大同小異で、掲げる政策は似ていますものね~

憲法に対する見解は、民主党と自民党ではかなり異なり、聞き捨てならない注目点と思いますが。

そういえば、景気対策も原発政策も違うようにも・・・・・・

大同小異とも言えないかしら?

朝日新聞など全国紙の世論調査によると、自公で過半数を超す勢いのようです。

 

私が、ここ数回の選挙で毎回一票を入れてきた小党も、倍増の勢い。

掲げる政策には、私の要望とは幾分異なるものもあるけれど、まとまりがあり、ぶれない強さに信頼が置け、公約を必ず全うしてくれそうな気がしています。

政界大編成の時代が来ることを見越して、立ち上げた党のはず。

大編成の際には、先頭に立ち、党を一気に大きくすることを目標にしていたことでしょう。

ところが、維新が出現し、石原氏の横やりもあり、予測が狂ったということでしょうか。

明らかに、今回の選挙戦略は失敗の様相ですね~

それでも、倍増の勢いと聞き、安心しましたが。

原発は廃止。

消費税の増税にも、反対しています。

 

消費税増税反対は、私の見解とは違います。

けれど、この党が政権を取ったなら、官僚にももっと切り込みを入れ、歳出の無駄を一気に失くし、財政の赤字を埋めてくれるのかもしれない、

と夢のようなことも想像してしまうのですね~。

信頼とは、たいした根拠がなくても、時には醸成されてしまうもののようです。

 

最初は自民党に失望し、民社党にも不信感を抱き、政権交代が実現する前から、消去法で選んだ党にすぎませんでしたが。

でも悩ましい選挙ながら、私は変わらず支持が継続できる信頼に値する政党が有って、幸せな有権者なのかもしれません。

 

                                          

                   縁もゆかりのない方ですが、応援している現役の政治家から、直筆の挨拶状をいただき
                 
チョット感激のかれん桜です。

 

しかし、如何せん党が小さすぎて、政治に与える影響はまだ微々たるものだと思うと、残念です。

選挙のたびに党員数は増えているようですが、期待したほどの伸びではないように思います。

 

最近読んだ選挙についての新聞記事に、とても共感を覚える内容のものがありました。

何だか自分の選挙姿勢を正当化する様で、少々気恥ずかしいのですが、その一部を抜粋し、ご紹介します。

 

「この混迷した政治状況は、選挙をいわば自分のうっぷん晴らしに遣ってきた有権者の側にも責任があります。民主党政権が期待通りじゃあなかったことはその通り。~しかし、期待どおりじゃなくても、支持層として長い目で見てちゃんと支えていこうという人が一定数いなければ、民主的な政治制度はうまく機能しません。

政治的な指導者を育て、今後の日本を決めていくのは政党です。

(中略)

政党が社会で役立つものになるためには、そういうことがちゃんとやれる余裕を、有権者の側が政党に対して作ってあげないといけません。
しかし日本には、支持政党なしという人が非常に多いため、小選挙区比例代表並立制の下では揺れ幅が大きく、今日の勝者は明日は大敗する。このままだと、本当にどの政党も魅力のない政党になっていかざるを得ません。気に入らないことが有っても我慢して、特定の政党を支え続けるということがあって始めて、その政党は魅力のある政治指導者をたくさんかかえる 政党になりえる」

もっとこの続きも書きたいところですが、引用文が長過ぎるのは如何なものかと思いましたので、この辺で止めます。

 

さて最後に、今回の選挙の論戦で大きなテーマになっている原発の是非について、少し触れて見たいと思います。

この問題に対しては、自民党を除き、いずれの党も、できるだけ早い廃炉と脱原発を主張しているようです。

中には、十年で原発ゼロの公約を無責任に掲げている党もありますが。

 

私は、この問題に関しては、今のところ是非の見解は五分五分で、よくわからない、というのが本音です。

もしかすると政治家にも、私と同じ気持ちを抱きながらも、選挙戦では、勝つために、止む無く廃炉を主張している人も多いのでは、と勘繰ってしまったりもするのですが・・・・・・

原発に電力を頼らないで、次々世代まで幸福に暮らしていけるのであれば、それが一番安心安全な理想の暮らしであるに違いありませんが。

 

ところが、その気持ちが揺らぎ確信が持てなくなったのは、以前にも数度、このブログでも触れてきた、高校時代の同窓生、元慶応教授のU君のお話しを聞いてからです。

11月の同窓会での彼の話しも、深く胸に響くものでした。

彼の言わんとする真意を、、ここでうまくまとめて語る自信は私には全くありません。

でも精一杯かいつまんで、お伝えしたいと思います。

 

原発を代替エネルギーで賄うのは到底無理だ、と彼は言っていました。

石炭、石油等の化石燃料は、100年~150年で必ず枯渇するそうです。

 

シェールガスの利用で、もう少し持つのではないかと、私は思ったりしますが。

でも限りがあるもの。

必ずそのような時代が訪れることは確かですね~

原発を利用しなくても電気の供給は今夏、十分賄えた、と言われていますが、火力発電が利用できなくなる将来を見据えてのお話しなのでしょうか。

 

私の思いを挿入してしまいましたが、彼の話に、また戻します。

枯渇が近い時代になり、原発を利用しない状況だと、必然的に戦争が避けられなくなり、もっと悲惨な状況に人類は陥ってしまう。

その上、多少貧しくなっても、自然エネルギーで暮らせばよいというのは、豊かな人達の勝手な理想論。

人類の八割の人は、今もその日暮らしの困窮した生活を送っていて、子供達の命が脅かされている。

先進国が豊かでないと、そのような人達の暮らしは成り立たなくなり、多くの人が命を失うことになる、と。

 

そして最後に彼が付け加えたことは、

電力需給の理想は、核融合による発電だそうです。

核分裂と異なり、核融合は放射能が一切出ないので、この供給法がj実現すれば、人類は地球が滅びない限り、永久に繁栄することができます。

しかし原発をゼロにすると、その研究をする人材も育てられなくなってしまう。

原発ゼロは、人類破滅の道だそうです。

資源には限りがあるから、原発を利用しないで、永久に人類が繁栄することはあり得ない。

私達は目先の安心や安全にとらわれて、そのような暮らしを実現しても、人類が滅亡に向かって進む道を歩むことはことは許されないですよ。

 

こんなお話しでした。

ということは、核融合による電力供給が成功することをひたすら願えばよいのでしょうか。

幾分希望の光が差してきたようにも感じた私です。

次女の旦那さんのHさんが、この研究に邁進してくれないかしら。

理論物理の研究分野では?

成功すれば、ノーベル賞が授与されるのは間違いないでしょうね~

期待しています。

それはともかく、世界の科学者によるこの研究の成就を願い暮らし、その吉報を胸に抱いて、、安心してこの世を去りたいものです。

又気ままにですが、前日の歩数を載せることに致します・

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