最近、カメラの調子がおかしくて、私の期待通りの鮮明な画像になってくれません。
恐らく理由は、私の腕が悪いだけ、と思いつつ・・・・・・
もしや、と言った不安な心当たりもあります。
私は最近、小さなキャリーケースを購入しました。
ブロガーになって以来、外出時によくカメラ持参のことが多いためです。
荷を多少でも軽くし、慢性の肩こりの予防の一助になれば、との思いでした。
しかし、小さなケースのため、恐らくカメラは、それを引く時、その振動をもろに受けていることでしょう。
非常にデリケートな精密機器。
もしかしてその影響を受け、機能が狂ってしまったのではないかしら?
カメラに詳しい方が読まれたら、お笑いになるかも。
考え過ぎだよ、って。
きっとそうですね~
恐らく設定が何か間違っていたのでしょう。
それが見極められない私の知識の未熟さと、腕の悪さに起因しているだけでしょう。
こんなわけで、さくらちゃんのピアノの発表会に出かけ、写真撮影もそれなりに頑張ったつもりでしたが、どれもピンとが今ひとつ合っていません。
そんな画像ばかりですが、忘れることのできない家族のイベントです。
そのまま、載せることに致します。
弁解がましい前置きが長くなってしまいました。
これからが本文です.
三月二十日の春分の日の休日は、さくらちゃんのピアノの発表会で、旦那さま、次女家族と出かけてきました。
次女のお婿さんは、今アメリカに出張中のため、姿がありません。
私は、孫に贈るお花のブーケの買い物、その他の所用を果たすため、一足先に家を出ました。
目的地の会場に出かける途上、開花した桜が、はじめて私の視界に映りました。
卒業式を迎える華やかなはかま姿の女子学生さん達にも、数名出会いました。
春の風物詩に心弾み、いよいよ春との実感を強くすることができた私です。
発表会場に着くと、既に到着していた次女家と、長女家の人達の姿が目に入りました。
いつも、ズボンかショーツしかはかず、スカートやワンピースが大嫌いな桜ちゃん。
でも、発表会当日は、さすがにそうはいきません。
ファミリアで買い求めたとかの、清楚な長目のワンピースを身にまとい、すっかり女の子らしい姿に変貌していました。
ばぁばが、こんな姿の桜ちゃんにお目にかかれるのは、毎年家族一同が揃って迎える元旦と発表会の時くらいです。
他の出演者のお子さんたちは皆さん、お姫様のような華やかなドレスを装っています。
それに比べると、実に地味な服装ですが、桜ちゃんのみならず、ママ好みでもあるのでしょう。
しばらく取り留めもないお話しをし、いよいよ会場に。
開演時間が迫ってきました。
長女家の出演者は、さくらちゃんだけではありません。
パパも連弾で我が娘と一緒に出演します。
高校生までピアノの習い事を続けていて、クラシックへの造詣は人並み上のものがあり、大変な音楽愛好家の彼です。
そして日頃、息抜きと趣味でピアノを弾いています。
彼のここ1~2年の口癖は、「グランドピアノを買いたいな~置くスペースは十分あるから迷っているんだよ」です。
まだ実現していないようですが・・・・・・
名器のスタインウェイ
いよいよ開演となり、小さなお子さんたちの演奏から始まりました。
国際色豊かで、外国人のお子様も二名ほどいらっしゃいました。
9番目に、いよいよ桜ちゃんが登場。
去年は前日、緊張し過ぎて熱が出て、当日も腹痛に悩まされ、見かけによらず、とてもデリケートなさくらちゃんでしたが。
今年は、そんな緊張感は、ロビーで会った時にはひとかけらも感じらませんでした。
練習の努力の積み重ねで、自信があったのでしょうか。
曲名は、ソナチネ、OP.60 NO.1より ロッシニーの主題による変奏曲
誠に見事な演奏でした。パチパチパチ♪
1年間で、こんなに成長するものかと、驚かされました。
感動し、胸が熱くなりましたが、隣席におられた長女のご義母様は、感激のあまり涙が止まらないご様子でした。
いつも、深い理解を示し、嫁の娘を優しく見守って下さり、私は日頃、感謝に堪えないでおります。
この日も、素朴なお優しいお人柄に、改めて心打たれました。
孫の演奏が終わり、ほっとした後も、可愛いお子さんや、お姉さま、お兄さまの素晴らしい演奏が続きました。
我が子の演奏時は、緊張と安堵のお気持ちでいらっしゃるのは、いずこのご家族も同じでしょう。
一部終了で10分の休憩。
その後、二部が始まり、四番目に、さくらちゃんとパパの連弾がありました。
実に微笑ましく、素敵な光景です。
きっとさくらちゃんにとっても、人生の思い出アルバムの忘れられない1ページになるにちがいありません。
ママも幼い頃、ピアノが大変上手で、先生の余りの褒め言葉に、この子は特別な才能があり、将来はピアニスト、などと親ばかぶりのの発想をしたものでしたが。(笑)
旦那様に、可愛い我が子との連弾のお株は奪い取られてしまったようですね。(笑)
でもママとの連弾は、発表会ではよく見かけます。
但し、父娘のものは珍しいでしょうから、演奏会では、観客席の皆さんの目に新鮮に映ってくれたのでは。
Hさんもお疲れ様でした。
「その内、娘が上達し過ぎて、ついていけなくなるんじゃないの」と、彼を冷やかしたところ、
「まだまだ当分は大丈夫ですよ」と言っていました。(笑)
無事発表会も終わり、六時前、夕闇も迫る頃、家路に就いた私たちでした。
皆で一緒に夕食も、と考えていた私でしたが、次女は、子供達が最後まで付き合いきれない様子を見て、途中で会場を後に。
その時、旦那さまも、一緒に帰ってしまいました。
それで仕方なく、私も、急ぎ足で、夫が待つ我が家へと。
五分先の桜が、発表会の無事終了を祝って、途中まで帰りを共にした長女家、家族に、微笑みかけているかのようでした。
だってこの季節が一番ふさわし、い桜ちゃんですものね。
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