長所と短所
この世の中は持ちつ持たれつ、人と人との共同生活によって、仕事が成り立っている。
暮らしが成り立っている。
この共同生活を円滑に進めるためには、いろいろの心くばりが必要だけれども、なかでも大事なことは、
おたがいにまわりの人の長所と欠点とを、素直な心でよく理解しておくということである。
そしてその長所を、できるかぎり発揮させてあげるように、またその短所をできるかぎり補ってあげるように、
暖かい心で最善の心くばりをするということである。
神さまでないのだから、全知全能を人間に求めるのは愚の限りである。
人に求める方も愚なら、いささかのうぬぼれに自ら心おごる姿も、また愚である。
人を助けて己の仕事が成り立ち、また人に助けられて己の仕事が円滑に運んでいるのである。
この理解と心くばりがなければ、百万の人も単につのつき合わした烏合の衆にすぎないであろう。
長所と短所ーそれは人間のいわば一つの宿命である。
その宿命を繁栄に結び付けるのも貧困に結びつけるのも、つまりはおたがいの心くばりにかかっているのではなかろうか。
我が家の夕食の献立
肉団子の甘酢あんかけ・バンバンジー・小松菜の塩炒め・わかめと卵のスープ
肉団子の甘酢あんかけ
<材料>
豚ひき肉・・・・・・・・・・・・・・・・400g
赤みそ・・・・・・・・・・・・大匙1
ごま油・・・・・・・・・・・・大匙1
塩・・・・・・・・・・・・・・小匙1/2
溶き卵・・・・・・・・・・・・1個分
片栗粉・・・・・・・・・・・・大匙2
ねぎ(しらがネギにします)・・・・適量
揚げ油・・・・・・・・・・・・・適量
サラダ油・・・・・・・・・・・・大匙3
合わせ調味料
中国黒酢(なければ普通の酢)・・・・・・大匙11/2
酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
☆普通の酢大匙21/2の使用で、十分の美味しいです
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙5
しょう油・・・・・・・・・・・・・・・大匙1/2
スープ・・・・・・・・・・・・・・・・150cc
水溶き片栗粉(片栗粉1:水2)・・・・・・大匙2
<作り方>
① 合わせ調味料を作ります。ボウルに中国黒酢、酢、砂糖を入れてよく混ぜます。砂糖が溶けたら、残りの材料を入れてよく混ぜておきます。
② 肉団子の生地を作ります。
ボウルに豚ひき肉を入れ、赤みそ、ごま油、塩を加え、手を一定方向に回転させながら、よく練り混ぜます。
③ 粘りが出てきたら、溶き卵と片栗粉を加え、さらによく練り混ぜます。
④ 練り混ぜる間に、ときどき肉だねをまとめて掬い取り、ボウルの底にたたきつけるようにします。こうすると余分な空気が抜け、身がしまり、粘りが増します。表面がつるんとなり、指にねっとりとまとわりつく位に粘りが出たら、まとめやすくするために、冷蔵庫で30分程休ませます。冷蔵庫に入れておくと、少し硬くなりますから、使用する直前に、手で再び練って、柔らかくします。
⑤ 中華鍋に揚げ油を入れ、150度くらいの低温に熱します。肉だねを左手に適量とり、手のひらの中でならしてから、直径3センチほどに丸め、熱した揚げ油の中に静かに入れます。
⑥ 団子をすべて入れたら玉じゃくしを手前から向こうへゆっくり動かしながら、まんべんなく火を通します。最初は低温で徐々に温度を上げていきます。はじめから高温だと、最初入れた肉団子の揚げ色と差が付くから、徐々に温度を上げ揚げ色を均一にします。
⑦ しっかりと色づいた肉団子をかなざるに上げ、油を切ります。
⑧ 油ならしをした中華鍋に、新たにサラダ油を入れて熱し、①の合わせ調味料をもう一度よくかき混ぜてから入れ、焦げ付かないように玉じゃくしの底でかき混ぜながら煮ます。
⑨ 甘酢あんがぐつぐつ煮上がってとろみが付いてきたら揚げたての肉団子を一気に加え、手早くからめて仕上げます。器に盛り、しらがねぎをのせます。
バンバンジー
<材料>
鶏骨付きもも肉・・・・・・・・・・・・・・2本
☆ 私は骨なしのもも肉もよく使用します。
ねぎ(5㎝長さに切る)・・・・・・・・・・・1/2本分
しょうが(皮つき。厚さ5mmのスライス)・・・・20g
日本酒(又は老酒)・・・・・・・・・・・・大匙1
花椒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5粒
きゅうり・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
バンバンジーのたれ
酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙4
しょう油・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙81/2
芝麻醤油(ヂィマンジヤン)・・・・・・・・大匙6
ラー油・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙2~4(好みで加減)
ねぎ(みじん切り)・・・・・・・・・・・・・1/2本分(30g)
しょうが(みじん切り)・・・・・・・・・・・親指大1片(10g)
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙2
<作り方>
① 鍋にたっぷりの水を張り、鶏骨付きもも肉を入れ、ねぎ、しょうが、日本酒を加えて火にかけます。沸騰したら、弱火にし、花椒を入れて更にゆでます。あくを取り除きながら、20分位ことことゆでたら、花椒を取りだし、火を止めます。
② そのまま15分ほど置いて余熱でじんわり火を通します。鶏肉に箸を刺して、血汁が出なければゆで上がっています。冷水に取って冷ましてから、水気をよく拭き取ります。ゆで汁はスープとして他の料理に使用できます。
③ ②のゆで鶏を綿棒などで軽く叩いて、身を柔らかくほぐします。
④ 手でゆで鶏の骨をはずし、小指くらいの大きさに裂きます。
⑤ ボウルに酢と砂糖を入れ、砂糖が溶けて透き通るまで、よくかき混ぜます。ここに、しょう油、芝麻醤、ラー油、ねぎ、しょうがを加え、静かに混ぜます。絶対にかき混ぜないように。仕上げに、ごま油を加えますが、ここでもかき混ぜないこと。
⑥ きゅうりは細切りにします。器にきゅうりを盛り、その上に③のゆで鶏をこんもりのせ、棒棒鶏汁(バンバンジー汁)をたっぷり回しかけます。
小松菜の塩炒め
<材料>2~3人分
小松菜・・・・・・・・・・・・1把
塩・・・・・・・・・・・・・・小匙1
サラダ油・・・・・・・・・・・大匙1
日本酒・・・・・・・・・・・・大匙2
胡椒・・・・・・・・・・・・・少量
うま味調味料・・・・・・・・・好みで少量
熱湯・・・・・・・・・・・・・100cc
<作り方>
① 小松菜は根を切り落とし、軸の部分を5㎝の長さに切り、葉先はそのまま用います。
② ①を水洗いします。軸の根元には泥や汚れが入り込んでいますから、葉先と軸は別々に洗います。洗い終わった葉先と軸は別々のまま、たっぷりの冷水に10分以上付けてシャキッとさせます。
③ 葉先と軸をそれぞれざるに上げて水気をしっかり切り、軸の方に塩を振り、軽く混ぜておきます。
④ 油ならしをした中華鍋に、新たにサラダ油を熱し、軸を入れて炒めます。
⑤ ④の軸に7~8分通り火が通ったら、葉先を入れてざっと炒めます。日本酒、こしょう、うま味調味料を加えます。最後に熱湯を回し入れ、全体をざっと混ぜます。熱湯により、小松菜のあくを洗い流します。
⑥ ざるに上げて余分な汁気を切り、器に盛ります。
わかめと卵のスープ
このスープは、バンバンジーの鶏のゆで汁を使用し、実に適当に作りました。
味付けは、およそスープカップ4に対し、酒大匙1、塩小匙2/3、こしょう少々です。
わかめを入れ、次に卵を溶いた物を流し入れ、最後にねぎのせん切りをのせ、火を止めました。
自分の長所と短所を私はあまり深く考えたことがありませんが、
短所は常に意識していて、改善しなければ、と思いながら人生を送ってきたようにも。
長所なんてあったかしら?
割と謙虚な私です。(笑)
社宅生活だった30代の頃のことです。
大変親しくお付き合いしていたクリスチャンのHさんに、~さんは自分を卑下し過ぎるから、と言われ、
とても恥ずかしくなり、反省したことがありました。
それは若い頃の話ですが、シニアー世代ともなると、よい意味で、自分に自信を持ち、
周りに左右されず、堂々と振舞える優雅な風格といったものを身に付けたいものですね~
あくまで理想で、私の雰囲気は可愛いおばあちゃんとして、若夫婦たちの目には映っていることでしょうけれど。(笑)
誰でも自分は大切ですよね。
ですから見も知らない他人から、上から目線で、訳の分からない傲慢な中傷や非難を受けると、
多少は言い返して、自分を守ろうとするものなのでしょう。
そんな時も動ぜず、反論などしないで、堂々としていられないものか、と猛省したこともありました。
一方、家族や友人間では、私たちは当たり前のように長所も短所も素直に受け入れて、平和に過ごしているのではないでしょうか。
親しい友人たちは、短所など見付けられないほど、皆さん素敵な方々ばかりですが。
家族一人ひとりの短所と長所は、親の立場の私には、ある程度分かります。
けれど、子供たちはもう40代。
私が指摘するまでもなく、本人達も自覚しているでしょうし、取り立てて口にするほどの短所はないのでは、と思えるくらい、
成長してくれました。
今一番気になるのは、人格形成の途上にある孫たちの性格でしょうか。
ママやパパたちには、子供たちの長所はますます伸ばし、一方短所には温かい眼差しを向けて
優しく丁寧に諭し、焦らず修正をしていってもらいたいものです。
短所など見当たらない友人のことに触れましたが、そのお一人で尊敬してやまない友から、先ほど昼食のお誘いの電話がありました。
ご主人を突然亡くされ、介護施設に入られた重いパーキンソー病の友人と一緒です。
誘ってくださった友も、お孫さんやお姉さまのことで、大変なご苦労をなさっています。
けれど声は明るく、落ち込んでいらっしゃる風には全く見えません。
二人の友から、明日はまたたくさんのことを学ばせてもらえると思うと、急なお話とはいえ、今からお会いするのが楽しみでなりません。
最近とても多忙です。
孫のピアノ発表会、高校の同窓会もありました。
夫の入退院日に重ならなければ、高校のクラス同窓会で京都にもゆく予定でいます。
上に挙げたイベントについては、またしばらく休養を取り、投稿することに致します。
年末年始の準備に、そろそろ皆様も取り掛かられる頃でしょうか。
良いクリスマスと新年が迎えられるように、体調に気を付けて、お互いに頑張ってまいりましょう。
ご覧下さいまして有難うございました。
ブログランキングに参加しています。
足跡変わりに、バナーにポチッ!を頂けると励みになり嬉しいです
花のように泉のように