昨日もお伝えしたように、生活のリズムが狂い、雑然としたお部屋ながら・・・・・・。
そのままの状態で、友人との約束場所に小走りで出かけました。
夫の昼食の用意はむろんしてからの外出です。
いつも車を出してくださるTさん。
毎年、幹事を決め、年に一度は集いの時を持つ、次女が中学入学以来の親しい友人達のメンバーのおひとりです。
その中にあっても、一番明るくて、お話を盛り上げることがお上手。
天性の明るさと優しさを備えたようなお方です。
そのTさんの運転で、その後向かった先は、Uさんが昨年入居された介護施設。
Uさんも、Tさんと非常に似たお人柄。
私はご両人を、心から尊敬し、信頼しています。
このお二方とお話をさせていただくと、夫の病の心配など、決して大きな悩み事とは思えなくなってくるほど。
それぞれ、大変な苦労や心配事に見舞われながらも、それを乗り越え、凛とした佇まいで、明るく暮らしていらっしゃるからです。
昨年、お孫さんが、何と500gという小さな体でご誕生されたTさん家。
ママの栄養が赤ちゃんに行き届かなくなり、止む負えない早期のご出産。
その後保育器で成長され、今はママ、パパのもとに。
今後の成長に当たって、ご心配は尽きないことでしょう。
けれど、くよくよなさるご様子は全くなく、お写真を目を細めてお見せ下さる明るいおばあちゃまのTさん。
おばあちゃまの明るくおおらかな姿勢に接し、若いパパ、ママはどんなに励まされ、心強く感じておられることでしょう。
更に入院中のお姉さまのことでも、心を砕き、何かとお世話をなさっておられます。
強度の認知症を患われておられるからです。
もう一方のUさんのご苦労は、Tさん以上で、聞くに忍びないほど悲痛な内容です。
しかし、今ではその不幸も受容され、やはり凛とした佇まいで、明るく元気に施設でお暮らしです。
今のところ、パーキンソン病の症状はそれ以上の悪化は見られないと聞き、私は一安心しました。
けれど、すでに体は90度近い傾斜で、歩行も杖と私達の手を借りてやっとの状態。
その病を患われ、すでに十数年になられますが、その間、ご主人様の介護に支えられ、暮らしてこられたUさん。
ところが、一昨年の秋、そのご主人様が学会先のホテルで突然倒れられ、帰らぬ人になられました。
その知らせを受けたとき、私は驚愕に近い驚きで、Uさんの今後を思い、悲痛な気持ちになったものです。
その後、お子様を頼らず、金融機関が経営する介護施設に入居されたUさん。
悲しみを乗り越え、今はすっかりお元気になられています。
前と全く変わらず、おとぼけジョークがお上手で明るいお人柄。
気配りの行き届く、とても優しいお方です。
イベリス
ご自分達がが大変な苦労を背負っておられるのににもかかわらず、私の主人の病をとても気遣い、温かな励ましの言葉を再々かけて下さいました。
その優しさに甘えて、私もつい弱音も吐いたりもしましたが・・・・・・。
けれど、今回語りあったことの中心は、時事問題だったかしら。
苦労は何のその。
70代でも、社会問題にも関心が深い、まだまだ気が若い私と友達。
笑いとしんみりが交差する時の流れの中、まじめな社会問題も度々出て、瞬く間にお別れの時間になりました。
くよくよするより、前を向いて元気に毎日を素敵に紡ぎましょう、との生き方のスタンスはとても似ている三人。
気の合うもの同士、本当に楽しいひと時でした。
ご覧下さいまして有難うございました。
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