書くタイミングが余りにずれている。
今更で、少々恥ずかしいですが、母の日の家族の会食について綴りたいと思います。
特別な日といった感じではなく、さりげなく長女家からお招きの声がかかり、一緒にお食事をしたに過ぎません。
夫の体調次第のところがありましたが、YさんからOKの返事がとれ良かった。
次女は週末は、ほとんどグランドに終日出っ放し。
役員となり、少年野球部のお世話と応援に没頭している今年。
仕事も大きなイベントが迫り、毎日家事・育児と仕事の両立で超多忙のようです。
そのため、送迎をしてくれたのは長女家。
私がつい見惚れてしまうような流線型の美しい車に、また乗せてもらいました。
そして、いつも行き付けのイタリアンレストランへと。
余りに変わり映えしないお食事処で、新鮮味にかけますが、若夫婦たちはとてもお気に入りのようです。
私が住む街には、確かに気の利いたレストランが少ない印象は否めません。
親しい友人の話では、この周辺は、外食より、家庭料理にお金をかける人が多いとの事。
そのために高級大手スーパーが揃って出店しているでしょ。
成城石井、明治屋、紀伊国屋、・・・・・・
一方、期待したほどの需要が見込めず、レストランは流行らず、撤退してしまうのだとか。
その中にあって、私たちが行き付けのレストランは、有名な音楽家も愛用する一番人気の高い場所のようです。
もっともらしいお話ですが、本当かしら。
確かに我が家も、旦那さまは徹底した外食嫌い。
家庭料理ばかりですから、いくら料理好きの私でも、外食はとても息抜きになり、助かります。
息抜きのみならず、子供や孫たちの元気な姿を落ち着いた気持ちで眺められるのも嬉しい。
それに感謝して味わう一品一品は、殊更美味しく感じられるもの。
けれど、家族揃っての集いは、何だか幸福感で胸いっぱいになり、思ったほど食べられない私なんですけれどね。
このような集まりは、幾度となく繰り返してきているため、綴るにあたって、新鮮味のある文章を書くのは、なんだか難しいこの頃。
似た雰囲気の中で、お喋りに花が咲き、瞬く間に楽しい時が終わってしまうからです。
今回は、孫の話題に焦点を絞ってみましょうかしら。
母の日を元気でいつまで迎えられるか、心もとない年齢になってきた私ですが。
その感慨は、今後も、幾たびか綴れるでしょうから。
家族全員が集合すると、大人たちで話が盛り上がり、一方、子供たちは蚊帳の外といった感じになってしまうのですが・・・・・・。
家における家族会では、子供部屋で勝手に、自分たちの遊びに夢中になり楽しい時を過ごしている様子です。
高1のR君は、小学生の高学年あたりから無口で不愛想。
非常に対応を難しく感じてきた祖母の私です。
男の子を育てたことのない私ゆえ、戸惑うことが多くて、心配も募りました。
けれど母の日のR君は明らかに雰囲気が異なり、一皮向け、成長した感じ。
大人の話にも興味を示し、時々口もはさんでいる様子。
何も心配して、取り越し苦労をする事はなかったようです。
写真では私の背が高く見えるけれど、はるかに私の身長を超しているR君
この日の私は既に腰痛がひどく、なんだか疲労気味の顔でした。
ヘヤースタイルもモサモサで変ですね。
母の日に、一番感激したことは、このR君の私への態度でした。
母の日より、敬老の日にふさわしいような内容ですが・・・・・・。
長女家が私達を家まで見送ってくれ、別れる際に、思いがけないR君の優しさに接し、私はとても感激。
私の手を取って、
「おばあちゃん、体に気をつけてね」
と、温かな言葉をかけてくれました。
たったこれだけの言葉に過ぎませんでしたが、私を見つめる優しい眼差しに、私はR君の一段の成長も思い、たとえようのない喜びをかみしめました。
恐らくおじいちゃんにも、同様の言葉をかけたのでしょう。
非常にデリケートーなところが性格にあるR君。
そのために、強いパパの口調に委縮してしまっているように見受けられました。
しかし最近のR君は負けていないようです。
堂々と、とまではまだ行かないかもしれないけれど、反発したり意見を言う強さが十分備わってきました。
そんな姿を見て、ついR君を応援したくなる祖母です。
かれんちゃんの寝顔をじっと見つめる子供好きのR君。
その点、妹のさっちゃんは、パパに向かっていく強さは目に余るほど。(笑)
私は、R君と性が反対ならよかったのに、と何度思ったことでしょう。
その席でも、ついさっちゃんに注意をしてしまった私です。
「おばあちゃんはね、お父さんに話しかける時は声色まで変わり、丁寧な口調になったものよ。
さっちゃんも、パパは敬い、もう少し丁寧にお話しないとけないわね。
さっちゃんのママも、おばちゃまも、とても優しくて素敵な女性でしょ。
見習って、同じような雰囲気の人に将来なってほしいわ」と。
するとさっちゃん、手を横に振りながら
「私は無理!無理!」
とあっけらかんな口調で言い、逃げられてしまいました。
おばちゃまに語りかけられて、笑顔のさくらちゃん
格好いい女性になりたいとか
ボーイッシュなお洒落は、なかなかのセンスです。
でも私は焦らず期待しています。
親の背を見て育つ子供は、多かれ少なかれ、必ず親に似てくるものですもの。
目覚ましい成長を遂げた、麗しいさっちゃんを夢見ている祖母です。
次女家の子供たちの話題も尽きせんが、長くなるので、今日は簡単に。
今でも頼りたくなるほどの頼もしさが、次女家の長男、K君にはあります。
近くに住んでいます。
まだ小学四年生ですのに、既に、なんだかとても心強い存在。
よく旦那さまに話します。
物を届けたりと、パパの車を降りてK君が束の間の訪問してくれることがよくありますが。
「落ち着いた態度と、私に向けられた優しいきれいな目元を見ると、それだけで、私の心はとても安らぐの」
と。
かれんちゃんはまだ幼くて、今後の成長が楽しみの一言に尽きます。
おっとりしているけれど、大きな目はとても利発そう。
将来が楽しみです。
おねむで少々不愛想なかれんちゃん
母の日なのに、孫の話題に終始してしまいました。
高一のR君に、「来年からでもいいから、母の日にはお花でもママに贈ってあげなさいね。きっとママ喜ぶわよ」と言うと、
「うん!」といい、素直にうなずいていたR君。
私が言うまでもなく、すでにプレゼントをしていたのかもしれませんが。
そういえば、今年は次女からの母の日の贈り物がありませんでした。
こんな事、初めて。
それは一向に構わないのだけれど・・・・・・。
忙殺された日々が改めて伝わってくるようで、そのことの方が気がかりな私です。
仕事が大変なうえに、週末の日中は、埃まみれになってグランドに立ち通しでは。
心の余裕を失っていなければよいのですが。
私の目から見ても、娘たちは、とてもいいお母さんだと思っています。
最近は、何もお手伝いをしてあげられないけれど、陰ながら、あなた達、幸せ家族の今後を、いつも見守っています。
ご覧下さいまして有難うございました。
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花のように泉のように