退屈な暮らしではないのだけれど、平凡そのものな穏やかな日々。
最近は、穏やかとは言えなかったかなあ~
心身ともに、少々疲れることがあったから。
そんな時でも、週2~3回、孫宅に出かける祖母のお務めは、つつがなくこなしてきた。
とても良い気晴らしになる。
昼下がりに出かけ、帰宅はいつも大体、五時半過ぎ。
行きはてくてく歩き、帰りはバス。
私の足では20分かかる。
先週の中頃、次女宅に出かけた日の事。
K君は、私がそろそろ家路に就こうと、身支度を整え、バッグを抱えた時に戻ってきた。
この日は塾がない上、下校時間が早いと聞いていたので、行く必要はなかったのだけれど、何となく来てしまった私。
家に上がると、下校後いかにも大慌てで外に飛び出した様子がうかがえる、K君のお部屋の散乱振り。
ランドセルも厚手のコートも投げ捨ててあった。
友達の家にでも出かけたのかな、と思っていたが、公園で友人たちと遊んできたようだ。
帰宅したときのK君は、頬を紅潮させ、輝いた元気いっぱいの表情。
持参のおやつは次回来ると時にまた、と思い、バッグに収めたばかりだった。
和菓子だったので、口に合うかちょっと心配しながら、「食べる?」と訊くと、嬉しそうな笑顔で目を輝かせて、大きくうなずくK君。
和菓子の草餅にかぶりついた。
K君の純な優しい笑顔に接すると、私は元気をいっぱいもらった気分になれ、この上なく幸せ。
K君、いつもありがとう。
今のおばあちゃんの、一番の元気の素かもしれません。
K君が大好きだったおじいちゃまも、天国でいつも見守ってくれていることでしょう。
行く途中の沿道の風景
空を仰ぐと、冬空が凛として真っ青。
話題をちょっと変えて・・・・・。
先日のある日、娘は週明けから海外出張で、パパと子供たちの三人暮らし。
パパは、学者さんなので、サラリーマンに比べると、帰宅も早く、時間の融通も利く人。
料理も得意、子育ても実に上手。
娘は、協力的な優しい旦那さまに恵まれ、仕事にも専念できるようだ。
私の夫とも、長女のお婿さんともタイプが違う。
夫婦げんかも一度もしたことがないらしい。
だから、私は安心しきって、Mちゃんが出張時も、孫たちの事はお婿さんに任せ、あまり気を遣わないで済む。
マンション住まいの次女家族だけれど、お庭が広い。
かれんちゃんは、時々自転車を乗り回して遊んでいるようだ
もし、彼が残業をこなす普通のサラリーマンだったなら、Mちゃんは、、転職でもしなければ、仕事の継続は無理だったかもしれない。
今の仕事は、余りに忙しくて。
或は私が、五十代のころのように、母親代わりとなり、孫たちの夕食の準備をしたりと、献身的に尽くしていたのだろうか。
今の年齢では、恐らくもう無理かもしれないけれど。
どちらかと言えば、心配なのは長女宅の方。
長女のお婿さんはサラリーマンで、帰りも遅く、家事には余り協力的でない。
終末は、ゴルフにお出かけのことが多いらしい。
とは言っても、家事子育て、他の諸々の事、すべて私任せだった夫よりは、はるかに手助けしてくれているようだ。
次女宅
長女は、ある会社の部長職で、責任ある仕事に携わる身。
次女も、それに似た要職で働く身だけれど、責任の重圧は、長女の方がはるかに大きそう。
次女同様、海外出張も時々こなす。
細身の体で頑張るMちゃんが、親の目には少々痛々しく映るのだが。
但し長女は通勤が次女に比べるとかなり楽。
都心に住んでいて、自転車通勤も、しようと思えば可能な域に住まいがある。
実際は、バスによる通勤のようだけれど。
日も暮れた七時半ころ、時々、私に電話をかけてくれる。
「ご無沙汰してるけど、元気にしてる?」と。
つい最近もあった。
帰宅途中のバスを待つ間の束の間の時間。
恐らく家に着くのは八時ごろ。
それから家族の夕食に取り掛かるのだろう。
想像するだけで、その暮らし振りの多忙さが、我がことのように伝わってくる。
けれど、声が、とても弾んでいて明るくて安心。
声で、親の私には、その時の娘達の心身の健康度が計れてしまう。
二人とも、私とは大違いで、聡明な頭脳と逞しい精神力と体力に恵まれているようだ。
だから、私は時に心配になるものの、どこか安心し切っているところがあり、気ままな余生を送らせてもらっている。
人生、健康が、第一です。
お仕事はほどほどに、体を何よりも大切にして、心豊かな日々を送ってくださいね。
そう願って止みません
書きたい話題が浮かばず、なんとなく綴り始めた今日の記事でした。
こんなことを書くつもりでは、またくなかったのだけれど、それなりにまとまったようですので、今日はこれで終わりにします。
文体も、ちょっと変えてみました。(笑)
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