今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

不安な世界情勢

2017-02-16 07:01:54 | 社会 政治

今年の世界情勢は如何に。

専業主婦の私と言えども、不安で一杯です。

自分なりの強い関心はあるのだけれど、頭の中は新聞の受け売りの知識が漠然と詰め込まれているだけ。

ブログの記事として、うまくその思いをまとめて綴る自信などまるでありません。

ですから、具体的には書けないけれど、なんとなく不安に感じることを、主婦の感覚で、かいつまんで語らせて頂きますね。

間違った捉え方だったり、表現が不自然でも、大目に見て下さい。

 

 

オバマ大統領が就任したときは、録画だったかもしれないけれど、テレビの前にくぎ付けとなり、感動しながら観続けたものでした。

このたびのトランプ氏の就任式は、私は観る気にもなれなくて。

この余りの気持ちの落差が、本当に悲しいだけでした。

 

 

オバマ前大統領は、すべてがうまくいったわけでは、むろんないでしょうけれど、バランス感覚に秀でた、実に立派な大統領として歴史に鮮やかな記憶を留めることでしょう。

プラハのスピーチを筆頭に、折々の世界的行事における演説も素晴らしかったですね~

私は大好きな大統領でした。

 

 

けれど彼の努力の賜物と言うべきレガシーである、医療皆保険、温暖化対策などが、ことごとくつぶされそうな、今の状況を知るにつけ、ほんとに悲しくて、他国の一庶民に過ぎない私でも、虚しさいっぱいになります。

オバマ氏の悔しさは、想像を絶するものでしょう。

 

 

自国中心主義を掲げ、差別的な過激発言を繰り返す新大統領のトランプ氏により、今後のアメリカはどのようになってしまうのでしょうか。

懐深く、多様性を尊重し、自由を愛する米国が、一夜にして、違う色に染まってしまったかのようで、本当に悲しいです。

 

第40代大統領だったレーガン氏も、就任する前の選挙戦では、過激発言が多かったようです。

けれど、大統領になると、国際協調路線を重視した政策に転換したとのこと。

それを知り、トランプ氏も、就任後は態度を変えてくるのでは、と期待しましたが、その願いは見事に裏切られてしまいました。

メキシコ国境の壁の建設、イスラム教徒の入国禁止(これは司法によって阻止されたようですね)など。

本当に実行しようとする姿に、やるせなさと憤りすら覚えます。

 

メキシコの国境周辺の街、ティファナに、アメリカ在住時、出かけたことがありました。

その暮らし振りの貧しさが、今なお私の心に焼き付いています。

あの辺りに壁ができるのかしら、などと、漠然と想像していますが。

メキシコは、八割方はアメリカの輸入で経済を支えている国のようです。

その様な国は、他にもあるでしょう。

 

 

アメリカが自国さえよければよいといった利己主義な政策に陥れば、どうなる事でしょう。

世界中の国々の底上げを図り、貧しさを失くし、世界平和を目指すと言った崇高な人類の願いは、完全に頓挫してしまいますね。

グローバル化により、富の集中の偏りが生じ、格差を広げたことは確かでしょうが。

だからと言って、トランプ氏の政策が、その問題を解決するとは、とても思えません。

 

私にとってのアメリカは、滞在期間5年に過ぎなかったけれど、良き想い出のみの大好きな国です。

それだけに、今の状況が残念でなりません。

 

このたびの日米首脳会談は実に良い雰囲気で、両首脳の今後の親密ぶりが窺えるものでした。

相性がいいのでしょうが・・・・・・。

安倍総理は、なかなかしたたかに振る舞っているとの印象を、私は受けました。

むやみに反対するのではなく、表面上は静観の構えでいらっしゃいますが・・・・・・。

 

内心はどうなのでしょう。

大統領に就任するまでは、政治家としては、全くの素人だった、トランプ氏です。

安倍総理は今後、懐柔策を図り、徐々に国際協調路線へと、トランプ氏の政策を転換させる企みがおありなのでは。

そんな感じがしないでもありません。

 

懐深く、多様性を尊重する自由な国、アメリカに戻りますように。

 

日本がとても重要な立場となり、世界平和と経済発展のために、貢献するのでは。

安倍総理の今後のアメリカへの対応には、非常に関心がある私です。

少々期待し過ぎかしら。

 

日本頑張れ!

そんな声援をかけたくなるような、今の世界情勢と我が国です。

 


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