ブログに出かけ先の思い出や日々の心模様を綴っている私ですが、時々書き留めておきたいことなのに、書くタイミングを逸してしまうことがあります。
今日これから綴ろうとしていることも、その最もなるもの。
三月の中旬過ぎ頃の思い出です
早咲きの桜が目に鮮やかな、青空の美しい日の事でした。
私は親友のKさんからお知らせいただいた水彩画展を観に、数駅先の市民ギャラリーに出かけました。
絵画を見るのは大好きな私です。
ましてや、彼女の作品が展示されるとあっては、行くのが益々楽しみに。
午後二時から受け付け役が待っている彼女が、その時間まで案内をして下さるとのこと。
昼食も御一緒することになりました。
待ち合わせ時間にその建物のエントランスに着くと、Kさんのご主人様もお見えになっていました。
手術をして間もないお体ながら、とてもお元気そうで、ホッとした私です。
私のブログによく登場いただいている親友のKさんです。
知性溢れる方ですが、チャーミングなお人柄でとても素敵な女性です。
広々とした会場に、主催者の方とその生徒さん達の作品が、たくさん展示されています。
Kさんの説明を受けながら鑑賞させてもらった私。
まず最初に、先生の三作品を。
さすがに素晴らしい。
油絵とは趣が全く異なります。
繊細な筆遣いと淡い色彩に、被写体を見つめる人の優しさと温もりが伝わってくるかのよう。
まるでポエムの世界に浸っているような感慨を受けると、私はKさんに感想を述べました。
彼女が参加する水彩画展の鑑賞は、今回で二度目になります。
Kさんは、水彩を習い始めてまだ年月が浅いようですが、彼女の作品も、心をとても打つものでした。
私もできることなら習いたい、と、心が一番動かされるお稽古ごとですが・・・・・・。
目も悪く、集中しすぎると、頚椎症気味の首がとても持たないでしょう。
その上、毎日一人暮らしには広すぎるわが家の雑用に追われてばかりの身。
習う自信がどうしても持てません。
好奇心は旺盛でも実行に移せない、自分の地味な暮らしが、チョッピリ情けないですが。
ガーデニングとお料理に明け暮れて過ごす平凡な余生が、今後も続きそう。
私の体力には、この程度の生活が一番向いているらしく、特別不満もありません、
親友ながら、彼女の暮らし方はまるで違います。
5~6年前までは、国際機関で、海外向けのお仕事をなさっていました。
英語力は、現地の方と全く変わりません。
就かれていたお仕事柄のせいでしょう。
世界中に、大勢の友人がいらっしゃいます。
私はその中の一人に過ぎなくて、誠に小さな存在ですが、彼女とは、身内に近い信頼の絆を感じています。
お付き合いを始めて、40年近くになります。
今も、海外留学生のお世話をなさったりと、幅広く、活躍なさっているため、年に数度しかお会いできませんが。
絵手紙を、頻繁に送り届けて下さいます。
滞米中、私の娘達を我が子のように可愛がって下さった御夫婦。
溢れるような感謝の気持ちも込め、昨年は、お二人を、久しぶりにまた、わが家にお招きもしましたが。
お食事をご一緒したレストラン
今年は彼女と、他に私たち共通の友人を我が家にご招待できないものかと、今しきりに思う私。
過去に一度、その様な経験がありますが、再度実現したくて。
思うだけでなく、実行に移せる人にならなければ・・・・・・。
と、いつも反省ばかり。
次回は、その思いと私のささやかな夢を、語りたいと思います。
5月16日記述
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