緑が部屋にあるとないとでは、室内の雰囲気がまるで変ってしまう。
私の思い込みに過ぎないのかもしれませんが、私はそのように感じています。
今は、観葉植物だけでなく、長女のお蔭で、お花も欠かさない我が家になりました。
私にとっては,これ以上望むと罰が当たる。
そんな恵まれた環境の中で暮らさせてもらっています。
もっともっと感謝しないといけないのかもしれません。
誰に感謝?
神様と夫と娘達にです。
もちろん、両親にも。
私は毎朝、お位牌の前で、近況報告をし感謝の言葉を必ず述べていますが、目頭が潤んでしまうことが多いです。
そのくらい、思いが溢れ、胸が一杯になります。

観葉植物だけでなく、隔週で届く草花も、とても元気。
新しい草花が届いても、まだ前の花も元気なので、捨てられない事がほとんど。
新しい花に古い花も一緒にして花瓶に差すこともあります。
その時は、無造作に差すのではなく、私なりに神経も使い、緑と花の色の調和にも気を配るように心がけます。
ドライフラワーに仕立てる準備を始める事も。

我が家のドライフラワーです。
昨年の夏頃購入した観葉植物たちも、今年の冬は元気に乗り越えてくれそうです。
ここ数年は、冬が越せなくて、弱ってしまうことがほとんどでしたので、今年はとても神経を遣いました。
水やりは最近は二週間に一度と決めています。
園芸店に相談して決めた回数です。
ゴムの木は、購入した当初は葉がどんどん落ちて、どうなることかとハラハラドキドキの心境で日々見守りましたが、
やっと我が家の環境に慣れてくれたのでしょう。

その点、同じ頃購入した高性チャメは驚くほど元気。
陽ののまったく当たらない暖炉の脇に置いているのですが・・・・
説明書きにも日陰でも育つと書いてありましたが、その通りでした。
豊かで輝くような艶のある緑の葉は、変わることなく、いつも私の心を元気づけてくれます。

家の中だけでなく、我が家には、年寄りには理想的な広さの庭もあります。
「理想的な広さ」は一時期お世話になったガーデナーさんの弁です。

しかし、何時までガーデニングを愉しむ事ができるでしょうか。
そろそろ限界では、と思う事がしょっちゅうなんです。
80歳が目前の私ですから。
だんな様がまだいた頃、脚と腰を痛め、ガーデニングの作業はとても無理な時期がありました。
その時は数年、三越のチェルシーガーデンのガーデナーさんにお世話になりました。
とても素敵な方から、ガーデニングのノウハウを教わり、想い出深い数年でした。
残念ながら、チェルシーガーデンは、数年前に閉店し、今はありません。
でも今の私は、遺族年金の身。
そんな贅沢はもうできませんが。
できる事なら、草花を愛でる暮らしを最後まで続けたい。
その夢を多少でも叶えるにはどうすればいいのでしょう。

これは隔週の花ではなく、3月31日に娘から贈られたバカラの花瓶とお花です。
この話題はまだ当分先になりそうです。
早くおいつきたいのですが。
少々のんびりし過ぎてしまって、タイムリーな記事でなくて申し訳ありません。
長女が隔週で届けてくれる花には、どんなに心が潤わされていることか。
言葉では言い尽くせないほど感謝している私です。
これ以上欲張っても仕方ありません。
自分の年齢を考え、今後も、自分らしい暮らしを、マイペースで細々とでも続けていきたい。
そう思うこの頃です。