今日こそ最終回。
必ずその様にいたします。
オルゴールミュウジアムの庭の続きです。
その庭園を眺めながら歩を進めると、その先にも、延長の楽園と言っていいような素敵な場所がありました。
澄み切った青空の下で、様々な樹木がしたたるような緑を春風にそよがせ・・・。
そこに赤いパラソルのテントが張られたテーブルが数カ所置かれていました。
何処からともなく、鶯の鳴き声が仕切りに聞こえてきて・・・。
気温が下界より数度低いこの地は、今が春の盛り。
正にそこは天国。
そう思いたくなる程の心地よさ。
私はまた感激に浸り通しで過ごした、お茶の一服のひとときでした。
神戸に住んでいれば幾度でも訪れられるのに。
有馬温泉と共に気持ちをリフレッシュするのには、正に最適な場所。
私にはそう思えましたが。
残念ながら、ここに何時までも 留まるわけにはいきません。
いよいよ歩を帰途に切り替えるべき時に。
新幹線の発車時刻には、まだまだ十分時間がありましたが・・・・。
ロープウェイで下界に降り、ホテルで荷物を受け取り、有馬温泉のバスの停留所までホテルの車で送ってもらった後は、
新神戸駅に向かうだけです。
下界に降りる時、夢心地で過ごしたひと時が次第に現実に戻るのを、否が応でも感じないではいられませんでしたが。
山と谷間の素晴らしい景色は、ガーデンテラスに向かう時と同様で、その寂しさを、幾分慰めてくれました。
スピーカによるガイドさんの説明によると、秋の紅葉シーズンになると、ロープウェイの混雑振りは、乗車するのに二時間以上待たないといけないとのこと。
秋のガーデンテラスもさぞ素敵では、とその美しい景色が目に浮かぶようでしたが。
年齢的に、再訪はもう無理では、と思いました。
お迎えのホテルの車を待つ娘達。
しっかり者の娘達に頼りっ放しの旅行でした。
只々ありがとう。感謝の気持ちで一杯です。
発着駅に到着。
お迎えの車で、ホテルに戻りました。
ロビーに腰かけていると、娘達がバスの中で口にできる軽食でも買いに行くつもりだけれど、ママはどうすると訊かれ、
私はロビーでの休息を選びました。
さすがに少々疲れていましたから。
ところが娘達がいくら経っても帰ってきません。
少々心配しはじめていると、戻ってきました。
買い物だけでなく、有馬の温泉街を散策してきたようです。
ホテルは、その通りとは反対の山のすそ野にありました。
そのため、浴衣を着て、訪問客がそぞろ歩きをするような、温泉通りを私は見る事が叶わず、少々残念でしたが、
メリケンパークの時と同様に、娘達を私から解放して上げられた二回目のひととき。
坂がとても多い町と、ホテルの人から耳にしていたので、私にはそれ以上の散策は所詮無理な事だったでしょう。
娘達のためには良い事をしたとの自己満足と残念な気持ちが交錯したひとときでしたが。
でもこれで良かったのだといった気持ちが勝ち、娘達の笑顔を見て心から私は満足できました。
太閤橋
豊臣家の御紋が彫られています。
有馬のバス停にて
私の荷物も一手に引き受け、本当にお疲れ様。
ありがとう♪
ここで、カメラの電池が切れました。
今回も娘達のお蔭で、去年の京都旅行と同様に、心から愉しめ、大満足の旅でした。
新幹線の車中では、次回の旅先をどこにするか、そんな話題でも盛り上がりましたが、果たしてそれが叶うでしょうか。
相変わらずの所がある今の体調を思い、少々不安でもありますが・・・・
私の年齢になると、先の事を心配し出すときりがありません。
楽しい事だけを考えるようにして、今後の生活を充実させるべく努めたいと思います。
これで今回の旅行記は終わりに致します。
プライベートな思い出に終始した記事をお読み下さいました皆様、本当にありがとうございました。
明日は長女付き添いで、クリニックの紹介状を持って、総合病院の検査を受ける事になっています。
何を言われるか少々気がかりですが・・・。
この報告は後日に。
旅行記を書き終え、ホッとしているところですので、また数日間更新はお休みさせていただきます。
いよいよ本格的な夏の到来。
猛暑を何とか元気に乗り切れるように、水分補給を何よりも心掛け、お互いに頑張りましょうね。
娘が500ミリリットルの麦茶を一箱注文してくれました。
私は汗をほとんどかかないため、飲み物もあまり口にしないのを心配しての事のようです。
今、私は過眠症に陥っていて、いくらでも眠れます。
そのため、暮らしのリズムは悪くないのですが、家事が思う様に捗ってくれなくて困っています。
体調はまだ今一つなので、一日も早く元の元気に戻れるよう、祈るばかりです。
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お立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。